2015年6月30日火曜日

【速報!】状況に変化?開催中の江戸川区議会本会議で「保護者責任による補食持ちこみ」について質疑応答あり!

当えどがわ学童保育フォーラムは、すくすくスクール学童クラブ登録における「補食(おやつ)の廃止(2013年4月から廃止)」に端を発しつつ、それ以前からの「常勤指導員の減少」「指導員全体の数の減少」など、子どもたちが置かれている放課後環境の著しい変化を、保護者として問題視してきました。

そしてこの2年半の間、江戸川区および江戸川区議会に対して現状を報告し、「おやつ」の復活を筆頭に、改善を要望し続けて参りました。

それらの希望は、未だ公には叶えられていません。

しかし、ここ数日で、状況が展開する兆しを見せて参りました。

先日の記事でご報告した通り、今年1月の「江戸川区子ども・子育て支援事業計画(案)」に対する江戸川区民からのパブリックコメントには、その廃止から2年以上が経過したにもかかわらず、当えどがわ学童保育フォーラム以外の保護者や江戸川区民から、多くの「補食(おやつ)復活を臨む声」が寄せられていました。

※2015年4月24日記事
【回答になってない回答がいっぱい!?】「江戸川区子ども・子育て支援事業計画(案)」へのパブリック・コメント、結果発表!

これらの声を、江戸川区が「聞き入れた」ということなのでしょうか?先日私たちのところに、現在開催中の江戸川区議会本会議において、「補食再開の動きがある」いうニュースが届けられました。

6月26日(金)の代表質問において、自民党・公明党の区議会議員から、「保護者の責任による補食の持込」についての質問が、教育長に対して、なされたというのです。

これに対し、江戸川区教育委員気・教育長は、「クラブマネージャー、関係者、保護者の意見を聞き、社会環境の変化を配慮しながら、前向きに検討する」と回答されたそうです。

ここでの質問は、あくまで「保護者の責任による補食の持込」ですから、この再開の動きは、残念ながら私たちが希望している形(放課後の間、保育に欠ける状況の学童クラブ登録のどの子にも、補食の“提供”を行うこと)とは異なります。

【参考】2013年3月末までは、すくすくスクール学童登録児童のうち希望者に対しては、月額1,700円の費用保護者負担で、5時以降に「補食」が提供されていました。またすくすくスクール導入以前の「江戸川区学童クラブ」では、3~4時ごろの時間帯に「おやつ」が提供されていました(有料)。

とは言えこの件が、これまでの流れとは異なる、新たな状況の変化であることに間違いはありません。

当えどがわ学童保育フォーラムの保護者は全員、平日日中は仕事をしていますので、江戸川区議会を傍聴に行くことはなかなか困難です。ですから直接聞いたわけではなく、上記も一言一句、正確なニュースではないことは、どうかご承知おきください。

さらにこの答弁がなされた翌日(6/29・月)の議会審議でも、共産党から補食について代表質問がなされるなど、「補食」がなんらかの形であれ、再開する方向で議論が行われていることは間違いないようです。

実は本日(6/30)開催される「文教委員会(※)」でも、この件が取り上げられるとの話もあります。文教委員会での議論を経て、あらに具体化するのかもしれません。江戸川区に住み、働きながら子育てをしている区民として、大きな期待を持って本件を注視して参ります。

★本日お時間のある方は、文教委員会の傍聴をお勧めします!
6/30(火) 10時00分~ 文教委員会(江戸川区役所内・江戸川区議会・第3委員会室)
文教委員会の構成議員は こちら (江戸川区議会サイト)
・傍聴は朝8時半から、江戸川区議会事務局庶務係(03-5662-5556)で受付
 詳細は こちら(江戸川区議会サイト)

子どもたちの健やかな育ちと心を、どうか議論の真ん中に。