2018年10月23日火曜日

【保護者の声は認められず】すくすくスクール・補食お願い復活陳情は「不採択」!


2018年10月16日、江戸川区議会・文教委員会において、当「えどがわ学童保育フォーラム」が提出した陳情が、1年間もの長き時を経た結果、「不採択」となりました。

以下、文教委員会の傍聴メモからお届けします。
メモから起こした文章のため、一言一句、正確な再現ではないことをお許しください。

島村和成・文教委員会委員長(区議会自由民主党)
各派、採択・不採択の結論とその理由を述べてください。

田中寿一議員(区議会自由民主党)
結論は不採択です。

補食のあり方については持ち込みの形で5年(※)が経過し、実態は注視してきました。学童登録希望者、実際に補食を摂取する児童の数を考えると、現行のあり方がよいと思います。
※発言のまま掲載。実際は「5年」ではなく「2年半」。江戸川区がすくすくスクール学童での補食提供を「廃止」したのが「2013年度」から。その後、「2015年度」から、保護者の持ち込みによる補食を「許可」しました。

関根麻美子議員(江戸川区議会公明党)
結論は不採択です。

理由ですが、授業時間数の増加の中で放課後の時間が減ったこと、すくすくスクールの導入で、学童と一般登録の子どもが一緒に遊べるようになった中、遊びを中断したくないという子どもの気持ちを尊重すること、また補食の希望者が減少する中でいまの形態になったこと、ほかの様々な状況の中で、いまの形態でやむをえないということから不採択とします。

しかしながらひきつづき、たとえば食の細い1年生の状況や、保護者の声を聞きながら、今の形のなかでも、それぞれの学校ごとに取り組んでいってほしい。

金井茂議員(えどがわ区民の会)
現行のあり方が妥当ということで不採択。

大橋美枝子議員(日本共産党江戸川区議員団)
我が党は、補食を元のように区が責任をもって実施すべきであるという立場で、条例を作るということも提案してきました。

いままで述べてきたように、

①補食希望者が減少してきたことを、江戸川区による実施を行わない理由に挙げる党がありますが、「保護者の負担が大きいために減少する」ことになっているのが現状です。

具体的には、もともと学童登録の34.8%が補食を食べていたのに、持ち込みの形態に変更したことで激減し、昨年の9月の学童登録3,811人のうち、希望者872人と約2割であり、さらに、実際に食べているのは257人、6.7%となっています。

保護者の判断に委ねるといいながら、「保育時間に届けるのは難しい」「同じようなおやつの繰り返しになる」など、保護者が躊躇する状況になっています。

②条例でも、学童クラブ登録は「就労支援である」としているのであるから、元に戻すのが妥当、と考えます。

③「遊びの中断を避けるため」という理由を挙げる党がありましたが、子どもの成長、発達におやつが必要であるという視点、また皆で食べるという情緒的効果からみて、遊びを中断してもおやつの時間を設け、子どもの成長をはかるのが大人の役割であると思います。

④かつての制度では、就学援助を必要とする家庭に対して、補食について補助がなされており、貧困対策の一環となっていました。

事実、かつて補食をとっていた児童の27.7%が、就学援助を必要とする家庭の児童でした。現在は、この貧困対策がカットされた状況になっています。

以上より、アレルギー対策などの現場の困難の部分は解決して、江戸川区による実施を行うべきであると考えます。

本西光枝議員(生活者ネットワーク)
我が会派としては趣旨採択としたいと思います。

学童期は心と体が育つ時期で、きちんと補食をとることは必要です。しかしながら、この陳情では「2012年度以前の形態に戻してほしい」とあります。

2012年度以降のすくすくスクールの変遷、すなわち3年生までが対象だったところ6年生までに拡大したこと(※)、退職者不補充で現場の職員数が減少していることを考えると、2012年度以前の形態で実施することは困難になっています。そのため、趣旨採択としたいと考えます。
※発言のまま掲載。実際には、学童クラブ登録対象が「小6まで」に拡大されたのは、「2012年度以降」ではありません。江戸川区内の全区立小学校の「学童クラブ」を、全児童放課後対策「すくすくスクール」に吸収合併したのが2004年です。この時に対象が、それまでの「小3まで」から「小6まで」となりました。

今後は、すくすくスクール側から、保護者が順番でおやつを用意するなどの方法もあるということを勧めたり、保護者の横のつながりができるように働きかけるようにしてほしいと考えます。

島村和成委員長
では採決を挙手で行います。不採択のかたは挙手してください。

公明党 窪田隆一議員 文教委員会副委員長 不採択
自由民主党 田中寿一議員 不採択 
自由民主党 野崎信議員 不採択
公明党 関根麻美子議員 不採択
公明党 佐々木勇一議員 不採択
えどがわ区民の会 金井茂議員 不採択
(共産党:大橋議員、生活者ネットワーク:本西議員を除く6名が不採択として挙手)

島村和成委員長 
以上を持って第95号は不採択とします。


議事のメモは以上です。

実際の議事録は、数か月後に江戸川区議会のwebサイト「会議録検索」で公開されるはずですので、ご関心ある方はぜひそちらでご覧ください。
(すくすくスクール、補食、などのキーワードで検索すると出てきます)


2012年4月から、補食がなくなった江戸川区の「すくすくスクール」

「学童でおやつを出してほしい」

働く保護者らの、そんなごくごく「あたりまえ」の願いを主張し続けて6年。

自分たち自身の仕事・家事・子育てに追われる日々の中、幾人もの保護者らが、江戸川区長、江戸川区教育委員会、その下部組織である江戸川区教育推進課、そして各江戸川区議の皆様方、その他さまざまな方面に働きかけ、幾度の陳情と交渉を繰り返してきました。

しかしその要求は、「ごく一部の”特殊な保護者”の要求に過ぎない」との理由で認められることはなく、ここにまたひとつ、「不採択」の歴史を刻みました。

この6年間、私達が行ってきたことのほとんどすべては、当ブログ、そして以下の2つのサイトに集約されています。


えどがわ学童保育フォーラム












江戸川区・学童補食の継続を願う会












補食の復活を軸としつつ、それだけでない、すくすくスクール学童の「保育の質向上」を訴え続けてきた私たちの活動は、6年をかけて江戸川区の働く親たちを広くつないで来ました。

陳情は不採択となりましたが、この区民のネットワークは、江戸川区がふたたび「働きながらの子育て支援と逆行する判断」をしようとしたとき、「区民の声」として再び大きなうねりを起こすことができるものです。

えどがわ学童保育フォーラムへのご連絡は以下までお願いします。
edogawa.gakudo.hoiku.folum@gmail.com

2018年9月9日日曜日

【補食復活お願い陳情】いよいよ明日、江戸川区議会「文教委員会」で採決!

久しぶりの更新となります。

◆1年前の「補食をもとの形に戻して!」陳情
 明日、江戸川議会・文教委員会でいよいよ採決!

今を去ること1年前の2017年9月、私たち「えどがわ学童保育フォーラム」は、皆様のご意見とともに、江戸川区議会に以下の陳情を提出しました。

◆すくすくスクール学童クラブ登録における補食実施事業を
 2012年度以前の実施方法に準じて再開することを求める陳情


陳情の詳細は、前回の記事でご覧いただくとして…
※前回の記事
2018年1月26日金曜日
★緊急募集★すくすく「持ち込み補食」って、どう思いますか?!生の声を江戸川区議会に提出します【2/1(木)まで】

この陳情は、実は1年間かけて、江戸川区議会・文教委員会で審議がなされてきました。

さて、そしていよいよあす9月10日の文教委員会で、上記陳情の採否の決議を採るられる見通しとなっています。


◆陳情に関して、とある江戸川区議の見解をご紹介!

この採決を目前にして、先日、とある江戸川区議とお話することができました。

まずは私たちの、「補食を復活させてほしい」というお話をしたところ、以下のような見解を頂戴いたしました。

「補食を復活させてほしい

なんていうニーズは、


まだほんとうにあるんですか?


私の周りにはそんな保護者はいませんが…」

さらに、このような見解も話されていました。

「保育園もしかりですが、

勤務が休みの日にまで

子どもを保育園や学童に

預ける保護者がいるなかで、

その要望に従って、

均一に補食とか、

開設時間延長(※)を行うような

状況ではない」

※すくすくスクール学童は18時まで。また夏休みなどの長期休暇中は、朝9時からです。
これに対して、「朝9時からでは都心への出勤に間に合わないので、8時半など早めてほしい」また「夕方が18時まででは、都心から通勤して戻ってくるのに間に合わないので、18時半、19時など遅くしてほしい」という、働く保護者の切実なニーズは根強く存在しています。

とのことでした。

この発言から、私たちえどがわ学童保育フォーラムが主張しているような保護者のニーズは江戸川区民にはまったくない、と判断されていることがわかります。


◆陳情の審議に「1年間」を要したのは何故か?

さてこの陳情は、平成29年9月に提出しました。
そしていま採決に至ろうとしている今この時まで…1年間、審議の場で、何が話し合われていたのでしょうか?

そこで、陳情を審議している「文教委員会」の議事録をホームページでさかのぼってみました。

江戸川区議会のホームページで、文教委員会の議事録を読むことができます。

平成29年度9月から、平成30年度4月までの議事録を表示し、「補食」というキーワードで検索すると、本件に対する各議員の発言を読むことができます。

平成29年度・江戸川区議会・文教委員会議事録
https://www.gikai.city.edogawa.tokyo.jp/voices/g08v_views.asp?Sflg=34&FYY=2017&TYY=2017

平成30年度・江戸川区議会・文教委員会議事録
https://www.gikai.city.edogawa.tokyo.jp/voices/g08v_views.asp?Sflg=34&FYY=2018&TYY=2018

なお江戸川区議会では、会議の開催から議事録のweb公開まで、数か月が必要とのことですので、本日現在、もっとも最近の開催は平成30年4月の委員会となっています。

ここで各議員の発言を読むことで、この陳情が一年もの長きにわたり、「採決」という結論を出そうとしなかった理由が見えてきます。

その見解をひとことでいうと

「補食を必要とする区民の実態が

はっきりと見えないので、

まだ検討期間が必要で

結論に至ることができない」

のだそうです。
この結論に至るまで、1年がかかったというわけです。


◆採決を行う各党の文教委員会メンバーには、
 保護者アンケートの結果を伝えています。

「区民の実態がはっきりと見えない」としつつも、これまで江戸川区では、すくすくスクール(学童)の補食や開所時間などについて、学童保育の全利用者対象に、具体的な実態や要望の調査を行ったことはありません。

そこで私たちえどがわ学童保育フォーラムでは、こういった審議の内容を受けて、審議途中経過時の2017年1月、Webでアンケートを行い、保護者のニーズを目に見える形にしようと試みました。

その結果が、以下です。


上記の通り、「補食を、現在の”保護者による持ち込み方式”ではなく、2012年以前の”すくすくスクールで有償提供する”方式に戻してほしい!」という意見が、86%を占めるという結果となりました。

また、その時に回答してくれた保護者らから、以下のような声が寄せられました。
(一部の抜粋です)

◆現在、保育園年少組ですが、上の小学生のお子さんをお持ちのお母さんたちからは、持ち込みは大変だし、学童なのになぜ一人一人違うおやつなのかと疑問の声を聞きます。保育園同様、補食を提供してほしい。

◆帰宅時に家にいることができない親が学童保育を利用するのに、そんな親がわざわざ捕食を学校に届けるような手間をかけられるとは考えにくい。(持ち込み補食は)過度に親に負担がかかる現実的な制度ではない。

◆結局家庭内で「仕方なく」補食なしで済ませようとやりくりせざるを得ない状況を、(江戸川区が)「現状に満足している」と解釈するのは職務怠慢に他ならない。むしろ現状は把握しているけれども、自分たちの制度を押し倒したいため、事実を捻じ曲げているんでしょう。

◆持ち込み補食は1つ1つパッキング、名前書き等から始まり持ち込みするのにも日にち、時間制限がありとても働きながら続ける事は無理でした。子供には辛い思いをさせまいと頑張りましたが日々の雑務に追われ、スタッフの方に改善の声を上げることも無力な気がしてできなくなりました。以前のように、すくすくで補食を提供する事を強く希望しております。


◆親が持っていかなくてはならないのが非常に面倒。そもそも平日は18時までしか空いていなくて、小学校に入ってから何とか就業時間を短くして対応しているのに、補食まで用意しなくてはならないのは負担に感じる。

◆他の子と同じものを食べられるのも、子供にとっては嬉しいようなので、是非補食の提供は再開してほしい。みんな同じにしてほしいと思います。今のすくすくには預けたくないです。


もっと早い時間に食べさせたい

◆親が持参するには土曜日のみとなるため、予定が入ってしまうと翌週の補食が食べられない。

◆おにぎりなどが望ましいが、日持ちのするお菓子になってしまう"

◆4月から下の子が1年生だけど、そこまで無理しておやつにこだわらなくてもいいかな、って思ってしまう。だって八方ふさがりなんだもん。 「本当はおやつなんだから15時半か16時くらいには食べさせてほしいとの保護者の方のご要望があるが、17時よりはやい時間だと、おやつのないすくすくの子どもたちがいて。 一緒に遊んでる子どもたちから学童の子だけをどこか別の部屋で食べさせようにも部屋がないんです(学校の部屋はたくさんあるのだけどすくすくには使わせてもらえない)。

こういった切実な声を含んだアンケートの結果を携え、私たちは各党の文教委員との面談などを通じて、学童保育についての議員のみなさんのご理解を得られるよう努力してきました。

明日の文教員会での陳情採決には、以上のような活動が背景にあるのです。


◆文教委員会メンバーに伝えた
 保護者アンケートの結果は採決に生かされるのか…?

東京23区全体を見ても、月額4,000円という決して安くない学童保育料を徴収しながら「補食を実施しない」「開所時間18時まで」という、江戸川区の大変特異な学童保育の現状。

私たちは、江戸川区で働きながら子育てをする親として、2012年から、江戸川区のこのような実態をお知らせする努力をしてきました。

しかし非常に残念ですが、先ほどお伝えした区議の方のご発言…

「補食を復活させてほしい

なんていうニーズは、


まだほんとうにあるんですか?

私の周りにはそんな保護者はいませんが…」



というご認識からも伺えるように、

補食提供を含めた学童保育へのニーズは、

「ごく一部の、特殊な状況の区民の要望に過ぎないのだ」

という、一部の議員のかたがたの認識を変えるには至っていないようです。

このような議員さんたちに、私たちの陳情が決して特殊なものではなく、共働きが当たり前になっている今の時代、ごくごく普通の要望であるということを理解していただくためには、

「補食事業を必要とする区民が、江戸川区のなかでどれだけいるのか」を、もっと区民の側から示す必要があるそうなのです。

私たちはそのことを、議員さんとの面談のたびに、幾度となくアドバイスされてきました。

しかしそのためには、70校を超える江戸川区内の学校の学童クラブ登録利用者に対して、アンケートなどの調査をしなければなりません。

個人情報保護などさまざまな制約のあるなかで、組織力も権限もない一区民である私たち…仕事をしながら育児・家事を日々こなしている私たち働く保護者には、それは極めて困難であることは、同じ立場の方なら容易に想像がつくことと思います。

つまり、

行政の判断が、利用者の実情に合っていない。
利用者は困っている。



そこでこれを訴える陳情を議会に提出しても、
陳情を検証するために、
行政による独自の調査は行われない。
(陳情者自らが数値を示すべきだ、との見解)


江戸川区長へ手紙を出しても、
広報担当から型どおりの紋切り型の返事がくるだけ。

こんな状況の中で、

行政を変えるために区民の立場で何ができるのか?

私たちの疑問は続きます。

いまさしあたり、ある手段のなかで、現状を変えうる唯一の方法は、私たちが選挙で投票し、自分たちの意見を託せる候補者を選ぶことのみです。

現在の江戸川区議会任期満了は2019年5月31日。
そう。選挙は来年です。
また江戸川区長選挙も、来年春に行われる予定です。

明日、9月10日の文教委員会で陳情の採否の決議が出される模様です。

平成30年度・文教委員会メンバー



私たちは、この審議を興味深く、見守りたいと思っています。
結果はまた本ブログでお知らせいたします。

2018年1月26日金曜日

★緊急募集★すくすく「持ち込み補食」って、どう思いますか?!生の声を江戸川区議会に提出します【2/1(木)まで】


江戸川区の保育園・小学校保護者の皆様へ
~すくすくの「持ち込み補食」って、どう思いますか?~

昨年2017年9月、「えどがわ学童保育フォーラム」は、江戸川区議会に対して、区民の多くの署名とともに「陳情書」を提出しました。


第95号
すくすくスクール学童クラブ登録における補食実施事業を2012年度以前の実施方法に準じて再開することを求める陳情

その内容は、すくすくスクールの「補食(おやつ)」を、現状の保護者による「持ち込み」ではなく、すくすくスクールから提供されるという2012年以前の形に戻してほしい、という要望です。

陳情について、詳しくは前回の記事をぜひご一読ください。
◆学童クラブの補食を本来あるべき姿…「2012年以前の姿」に戻して欲しい!

さてこの陳情は、江戸川区議会・文教委員会(文化共育部、教育委員会に関する事項
を審議する委員会)にて、以下の江戸川区議の方々によって、現在審議中ではあります。

江戸川区議会 文教委員会(定数9人)
渡部 正明(委員長)
太田 公弘(副委員長)
中津川 将照(委員)
神尾 昭央(委員)
大橋 美枝子(委員)
福本 光浩(委員)
藤澤 進一(委員)
須賀 清次(委員)
田中 淳子(委員)

しかしこの文教委員会でのでは、江戸川区・教育推進課(すくすくスクール担当部署)からの答弁において、「保護者は現状の持ち込み補食に十分満足している」「以前の形に戻す必要はない」という答弁に終始するのみであり、提出した陳情が採択される見込みはほとんどありません。

江戸川区議会の議事録から、文教委員会における教育推進課・責任者の方のご発言を拾ってみました。

◆平成29年12月5日開催 江戸川区議会・文教委員会 教育推進課長発言より
「持ち込めないからということのお声というのは、実は私どもが先般申し上げたとおり各現場のサブ(※すくすくスクールのサブマネージャー:編注)からの声を拾っております。保護者の声ということで日常的に聞いております。

その中で補食を実施しないというすくすくがございますけれども、これも保護者とのお話の中でしなかったという学校ですが、そちらのほうでは間食をさせたくないとか、6時に下校をしておやつや夕食を食べることができるとか、それから夕食までのリズムを崩す必要はないと、そういったご意見がほとんどでございます。

保護者会でみんなの話を聞いていたら家庭の工夫でどうにかなるので、補食の必要性は感じられなくなったというような声があって実施をしていないすくすくがございます。

一方で、年度途中でこの希望を取り下げたという親御さんのその理由もお聞きしております。その中では1年生で様子がわからなかったので一応申し込んだけれども、申し込んで補食を始めてみたけれども、子ども、保護者もさほど必要ないということがわかったということ。

それから、急に食べたくなるかもしれないので念のために申し込んでいただけだったとか、それから帰宅後、自宅で対応できる。子どもに遊びたい、食べたくないと言われた。こうしたような意見がほとんどでございます。

親御さんのご都合でというようなことでのお声ということでは、我々は聞いておりません。お子さんと話をして決めたという保護者の方がほとんどでございます。そうしたことで我々は捉えております。

何度も申し上げておりますが、年度途中でもこの補食の実施のことについて何か変更があれば皆さんにお集まりいただいたり、それから、お手紙をお出ししてこういうことが今ありますけれども、いかがですかとか、環境がこういうふうに変わりますけれども、これをご了承くださいというような、そういったお知らせも常に行っております。

何度も申し上げますが、保護者の声は常時お聞きしながらやっております。ですので、そのような形での届けられないからやめますとか申し込みませんということのお声は、私どもでは聞いてないということでございます」

◆平成29年12月5日開催 江戸川区議会・文教委員会 教育推進課長発言より
「江戸川区で学童クラブ事業を昭和50年からスタートしておりましたけれども、厚労省さんの法制化されたのは平成9年でございます。事業自体は江戸川区はずっと古くからやってきたわけで、この補食につきましても江戸川区独自で親御さんから委託を受けて、おやつ代をいただきながら、それをお預かりしながら提供してきたという経緯がございます。

24年度末でこの補食の提供をお受けするのをやめますと申し上げたときにも、さまざまな理由を挙げましたけれども、この補食の実施については学童クラブの中では、必要をここで終えるという結論を出して24年度末で終えたわけでございまして、今、厚労省さんのガイドラインというものをこの間の資料でおつけしております。

そのときに今回の特に子ども子育て新制度に移行した時点でも、条例改正をさせていただきました。厚労省さんのいう児童福祉法による放課後児童クラブですか、放課後健全育成事業。これは江戸川区は、外させていただく(※下記注参照)江戸川区の学童クラブのこれまでの実績をもとに独自のすくすくスクール事業の中での学童クラブは継続してまいりますという、そういう考えをお示ししたところでございます。

ですので、ここに厚労さんの見解はどうなんだというご意見をいただいておりますけれども、私どもとしては江戸川区がこれまで長年続けてきたこの学童クラブ、そしてすくすくスクールクラブの中での学童クラブ、この考え方を踏襲してまいりたいと考えております

※2014年9月、江戸川区の「すくすくスクール」は、多田江戸川区長の提案都議会の採択により、厚生労働省が定める「児童福祉法」から外れた学童保育となることが決定しました。詳しくは2014年当時の、以下の記事以降をご覧ください。
【採決まであと1ヵ月!】江戸川区、学童クラブ廃止にむけついに大手! すくすくスクール学童は、「児童福祉法適用外」の「江戸川式・学童クラブ」へと変わる!!

江戸川区議会ホームページの「会議録検索」で、「すくすく」「補食」等で検索すると、すくすくスクールの補食に関する教育推進課、および江戸川区区議の皆様の様々な意見交換の様子を読むことできます。ぜひご覧ください。

以上のように、「江戸川区は児童福祉法適用外の独自の学童クラブでもあるし、親から『持ち込み補食の準備などが負担だから、うちは補食を止めます』という話は聞いたことがない」ということだそうです。

しかし本当に保護者は「十分満足」しているのか?というと、少なくとも「そうではない」という多くの声が実際の利用者間では出ていることは、江戸川区に住み、働きながら子育てをしている保護者には、じゅうぶん実感できることです。

当えどがわ学童保育フォーラムが、昨年7月に実施した保護者アンケートでも、
「手間が大変すぎる。補食の持ち込みを許可したお役人が、実際に自分でやってみたらどうかと思うほどである。なぜ以前の、指導員による一括購入の形態にしないのか理解できない」

「あまりの大変さに子どもがかわいそうではあるが、ギブアップ。持ち込みをやめざるを得なかった」

「仕事で多忙、勤務に余裕がない家庭ほど学童保育を必要とするのに、そういう家庭が対応できないような実施方法(小分けで持ち込み)であり、必要度の高い子どもほど我慢させられる結果になっている」

といった声を多数、いただいております。
◆以下の記事に掲載されています。
2016年7月11日月曜日:【お願い】すくすくスクール保護者アンケートにご協力を!【「持ち込み補食」現状と課題を教えてください】

そこでえどがわ学童保育フォーラムでは…いったい何度目の正直かは忘れるほどではありますが……またまた、皆さんの「声」を江戸川区議会に届けたく、アンケートを実施いたします。

簡単なアンケートとなっておりますので、ぜひお気軽にご回答ください。

〆切は2018年2/1(木)です。

時間が短くて申し訳ないのですが…〆切を過ぎた後でも、追加でお声をいただければ何らかの形で活かして参りますので、2月以降でも遠慮無くお送りください。

お寄せいただいた生の声は、本年2月中に、当会メンバーが江戸川区役所に足を運び、提出する予定です。

以下のフォームから、お願いいたします。

◆江戸川区の働く保護者の方へ 
すくすく学童「持ち込み補食(おやつ)」に関するご意見フォーム

 回答ボタン


現役のすくすく学童保護者の方はもちろんですが、これからすくすくを利用する保育園・幼稚園在園の保護者の方も、ぜひご意見をお送りください。

私達が、こうして皆さんの声をいただいて江戸川区に訴えかけて…もう何度目になるのでしょう?(江戸川区が、学童クラブの補食を廃止した2012年からずっと、やってます)。

幾度「声」を上げても、たしかに「無駄」かもしれません。

しかし、何も声を上げないと、行政は「現状で区民は満足している」という答弁に終始するのみで、区民の、利用者の真の声に耳を傾けることはないでしょう.

私達「えどがわ学童保育フォーラム」は、声を上げ続けることで、働く保護者の要望を続けていきたいと思います。

上記アンケートは、お知り合いの保護者の方にも、広めてください。
何卒よろしくお願いいたします。

本件に関するお問い合わせは、以下までお願いします。
えどがわ学童保育フォーラム
edogawa.gakudo.hoiku.folum@gmail.com

2017年8月9日水曜日

【署名にご協力ください!】学童クラブの補食を本来あるべき姿…「2012年以前の姿」に戻して欲しい!

夏休みに突入して、はや2週間が経ちました。

学童クラブ登録の児童を持つ保護者にとっては、日々の仕事や家事、週末の子どもの遊びなどのサポートに加え、「毎朝の学童弁当作り」という仕事が増えています。

温暖化でますます暑い気候もあいまって、保護者の体調も万全とはいかず、辛く感じる日もあることでしょう。それでも親も子も頑張って仕事に、学童クラブでの生活に、頑張らないといけない…それが、働く親にとっての夏休みです。


さて、当会では2013年4月からの江戸川区による「学童補食廃止」の後、江戸川区内の学童クラブ保護者の方々、地域の方々、全国の応援してくださる方々と共に、粘り強く補食再開の願いを江戸川区に届けて参りました。


その成果あり、幸いにも2016年春から、あくまで「保護者による持ち込み」の形ですが、学童登録の子ども達の補食を、江戸川区が認める運びとなりました。

参考記事
◆2015/06/30 
◆2016/04/01

2013(平成25)年、衝撃の「学童補食廃止」から丸3年を経たのち、こういった過程を経て、保育園を出たばかりの小さな1年生が、学校給食の後に午後6時過ぎまで「水道の水しか飲めない」…そんな事態は、かろうじて終わりを告げたのです。

しかしながら、いま実施されている「保護者による持ち込み補食」は、様々な課題を含んでいます。

◆「持ち込み補食」が抱える課題① 
 ~大きな負担

持ち込み補食の例
持ち込みのスタイルは、およそ右写真のようなイメージです。

保護者は、まず小分けの菓子ひとつひとつに「○年○組 ○○○○」と記名をします。次に1日分づつ、例えば月~金までであれば5つのジッパー袋にセット。それを、土曜日などにすくすくスクールに預けに行き、すくすくスクールのスタッフに依頼します。

また同時に、前週分のゴミを受け取り、持ち帰ります。

このように2012年以前、江戸川区により補食事業が実施されていた頃と比べ、はるかに大きな手間の負担を、働く保護者が負っています。

この大きな保護者負担のため、今、補食が必要なすべての子ども達が補食を食べられる状況になっていないのが実情で、江戸川区内小学校すくすくスクールの「持ち込み補食」実施率は、現在30%程度にとどまっています。

またすくすくスクールのスタッフも、補食ジッパー袋の管理、ゴミの管理・返却など、少ない人員の中でやり繰りいただいているのが現状です。


◆「持ち込み補食」が抱える課題② 
 ~補食の「内容」

保護者による持ち込み補食は、当然ですが常温保存品…お煎餅やビスケットなど「乾きもの」に限定されます。

いっぽう次の資料は、2013年(平成25年)3月まで、江戸川区のある小学校の「すくすくスクール内学童クラブ」で、実際に提供されていた補食の内容です。

どうでしょうか。「わかめラーメン」「じゃこオニギリ」「ミルクパン」「ミニオムレツ」「ミニカレーチーズドッグ」「たこ焼き3個」など、現状の「持ち込み補食」では提供できない、温かいもの、汁気のあるものなど、乾き菓子よりもはるかに、子どもの育ちを担う「食」としてふさわしい「補食」となっています。


これが、ほんの5年ほど前まで、江戸川区で実施されていたのです。

これらの食品は、たとえば生協などを利用してすくすくスクールで発注し、すくすくスクールの冷蔵庫を利用して冷蔵・冷凍保存、そして電子レンジなどによる簡単な調理によって、学童クラブの子どもたちに日々提供され運用していました。

その費用は、学童クラブ登録費(月額4,000円)の他に、「補食費」として月額1700円。ただし生活保護はじめ一定所得以下の家庭の児童には、無償で提供されていました。

できれば、子どものおやつには、スナック的な乾き菓子よりも、オニギリや汁物などを食べさせてやりたい…そう願わない働く保護者など、おそらくいないでしょう。

しかし持ち込み補食では、その願いはかなうことはありません。


◆「持ち込み補食」が抱える課題③ 
 ~「同じもの」を一緒に食べる楽しい時間が消えた

補食を、2012年以前の状態に戻すことで得られる効果は、他にもあります。

「保護者による持ち込み補食」では、みな違うものを食べます。となり子の食べているお菓子の方がいいな…と思う時も、あるでしょう。家庭の経済状況などによって、持参する補食の内容に「差」もあるかもしれません。

「同じ釜の飯」とはよく言ったもので、「同じもの」をみんなで食べると、子ども同士に一体感が生まれ、仲間意識を高める効果があります。

2012年以前の補食の時代を知る、ある学童保護者はこう語ります。

「いつもより少し早くお迎えに行くと、学童の子たちがテーブルを囲んで補食を食べているんです。友だちやスタッフと楽しそうにおしゃべりしながらです。

一般登録(現:すくすく登録)の子たちが5時で帰りますので人数も減り、残った6時帰りの学童の子だけでちょっと一息…ゆったりした気持ちで親の帰りを待つ、穏やかで楽しいひと時がそこにありました。


なんとなく保育園を思い出します。息子は毎日の補食を、本当に楽しみにしてました」


お互いを知ってお互いに優しくできる、そのような雰囲気が生まれることが、皆で同じ補食を食べることによる、優れた効果です。だからこそ「学童が楽しい」と思えるのです。

これは、「補食を持参できる環境」にある子どもだけがおやつを食べることができる、現状とは大きく違います。

子どもが好むと好まざるに関わらず毎日行かなければいけない学童クラブの場所だからこそ、補食は必要であると厚労省も認めています。

いま23区で、補食を区の事業として行っていないのは江戸川区だけなのです。
(一度は補食を廃止した品川区も、しばらくの中止期間を経て、近年再開しています)

当会…えどがわ学童保育フォーラムは、訴えます。「保護者による持ち込み補食」という現状は、学童クラブの「補食」とするには、内容が不十分なのです。

2016年6月、持ち込み補食が始まった数か月後に、当会で行った江戸川区保護者アンケートでも、その結果は明らかでした。なんと94%の保護者が、「補食を2012年の廃止以前の形に戻して欲しい」と希望しています。

【参考記事】
◆2016/06/08
【超長いけど…必読!】親の「生の声」がぎっしり126名分! 夏休みに向けて、「持ち込み補食」について今一度考える参考材料に



署名活動を実施します。

このように、「学童クラブの子どもに、補食を、それにふさわしい内容で提供できるよう、江戸川区が責任を持って制度を整えるべき」という声を踏まえ、当会は再び、江戸川区による補食実施を求めて陳情活動を行うことといたしました。

陳情で要請するのは、以前と同じように保護者が補食の実費を負担し、区が責任を持って補食実施を行う制度です。

陳情には、署名活動をあわせて行います。江戸川区により補食制度が整えられれば、働く家庭の子ども、そして親の大きな助けになります。

現在署名は100筆となりました。さらにひとりでも多くのかたの要望の声を区に届けることが必要です。
署名用紙
署名をしたい、と思われるかたは

【方法1】
署名用紙の郵送を希望する

まず、下記までメールにてご連絡ください。
edogawa.gakudo.hoiku.folum@gmail.com

件名:署名用紙希望

本文:①署名用紙希望枚数
   ②送付先ご住所、郵便番号
   ③お名前

以上をお書きください。
折り返し、署名用紙を郵送でお送りします。
※署名用紙のご送付には、一週間程度のお時間を頂戴する場合がございます。すみませんがご了承ください。

【方法2】
署名用紙をご自身でダウンロード、印刷する

署名用紙は以下からダウンロードし、ご自身で印刷もできます。
署名用紙のダウンロードはこちら

署名用紙は、「A3サイズ」のPDFデータです。
印刷の際は、「A3サイズ」または縮小印刷で「A4サイズ」1枚にお願いします。
※「A4サイズで2枚」に分かれてしまうと、署名用紙として無効になりますのでご注意ください。

記入した署名用紙は、お手数ですが下記まで郵送をお願いします。
〒134-0088 東京都江戸川区西葛西6-8-16
西葛西駅前郵便局留 「えどがわ学童保育フォーラム」宛

本署名は、すでに今までいただいている分は、江戸川区議会に提出済みです。
これから皆さんにいただく署名は、追加の提出となります。

江戸川区議会において、本件は2017年11月に審議の予定とのことですので、
皆さんからの署名をご送付いただく〆切を、9月末ごろまでとさせていただきます。

お手数をおかけしますが、皆様のご協力を何卒よろしくお願いいたします。

なお以下に、陳情書の全文を掲載します。
(一部読みやすさのため、改行等を追加しています)



すくすくスクール学童クラブ登録における補食実施事業を
2012年度以前の実施方法に準じて再開する陳情書

2013年4月より、江戸川区はそれまでの補食の受託を廃止しました。しかし、放課後の長い時間を空腹のまますくすくスクールで過ごさざるを得なくなった子どもの状況を勘案し、補食持参を2016年度より江戸川区が許可し、2016年4月より実施が行われてきました。

情報公開請求に応じて公開された、江戸川区作成の実施状況についての資料によると、2016年5月の時点で、学童クラブ登録4203人中1311人(31%)、うち、1年生に限ると希望者は40%でした。

しかしながら、2016年12月の時点で、学童クラブ登録数3606人中848人(23.5%)うち、1年生に限ると希望者は30%です。かなり減っていますが、1年生のニーズはやはり高く、補食の最後の年の希望率は34.8%でしたから、2016年5月の数字を見れば、補食廃止後3年を経過しても、補食ニーズは変わりなく存在します。

しかしながら、実際の実施の要件は、言うほど簡単ではなく、腐らないような乾いた物に限る、ひとつひとつ名前を書く、ごみは持ち帰る、など、こまごまと条件が取り決められ、親の毎日の努力で継続できるはずと簡単に片付けられるようなものではありません。

子どもにおいては、お互いに食べる物がちがう、親の状況で補食が必要であっても食べられない子どもがいる、などの格差を生み出しています。

特に仕事を続けるにあたり余裕のない家庭ほど補食の持参も続けられないという状況が存在します。現在の実施方法は持続できる可能性が低く、5月の時点で補食を実施していなかった学校は6校ですが、12月の時点で14校に増え、2桁の希望者がゼロになってしまった現状があります。

このなかで例外的に補食参加率が高く5月で60%、しかも12月に66%まで増えている学校がひとつだけあります。この学校は、補食がとれている1年生は、5月で72%、12月で75%です。

この学校は、子どもたち一人分ずつのおやつを袋詰めして、共同購入すれば届けてくれる業者さんの協力を得る事ができたという条件に恵まれており、2012年度以前の区による補食受託とほぼ同じ形態の実施ができている学校なのです。

この小学校だけは、子どもたちが必要とする補食を、継続することができています。

さらにもうひとつ注目すべきであることは、5月以降12月までの間に、江戸川区の71校中、この小学校以外の70小学校では、12月の時点で学童クラブ登録数が減少(全体で14%減少)したのに、この学校だけが、学童クラブ登録数が増えている(1人、2%)ということです。

このことは、学童クラブ登録における補食の存在が、親の生活、子どもの生活において非常に重要な要件であり、就労家庭を支える為にいかに重要なものであるか、ということを示唆しています。

補食の存在によって、友達と仲良く安全に過ごせる場所で親の帰りを子どもが待っていてくれるということは、就労家庭の親にとって大きな安心であり、仕事を続けるうえで欠かせないものなのです。

江戸川区は、2013年10月の、当会の公開質問状への返答の中で、学童クラブ登録は、「就労援助である」と明言しているのですから、就労援助としてこれほど重要な要件である補食事業は、他の自治体同様、区が責任を持って実施していただきたいと考えます。

厚労省のガイドラインでも学童保育でおやつは支給されるべきものとされていますし、区の事業で行われている就労支援で、補食の実施をしていないのは江戸川区だけです。

つきましては、貴議会において、すくすくスクールの学童クラブ登録が就労支援としての要件を満たすよう、下記の通り陳情いたします。



すくすくスクール事業学童クラブ登録において、補食事業を、2012年以前の形態に戻し実施してください。


陳情文は以上です。

先ほども記しましたが、この陳情はすでに江戸川区議会に提出済みです。
これから皆さんにいただく署名は、「追加提出」となります。

この陳情に関する今後のスケジュールは、以下の通りです。

①平成29年9月26日
江戸川区議会「第三回定例会」において、陳情が委員会にへ付託されます。どこの委員会に付託されるかは検討されますが、これまで通り教育関係をあつかう「文教委員会」に付託される見込みです。

②平成29年10月16日
文教委員会で審査が始まりますが、初回の審査は、「陳情文の朗読」と「資料請求」のみを行い継続するのが慣例となっており、具体的な審査はさらに来月に送られます。
(委員会の開催は、原則、月に一回だそうです)

③平成29年11月頃
実質的な審議がスタートします。

この陳情を審査してくださる、江戸川区議会・文教委員会のメンバーは以下の9名の皆さんです。

渡部 正明 (委員長)区議会自由民主党
太田 公弘 (副委員長)江戸川区議会公明党
中津川 将照 江戸川クラブ (副幹事長)
神尾 昭央 区議会民進党 (幹事)
大橋 美枝子 日本共産党江戸川区議員団 (副幹事長)
福本 光浩 区議会自由民主党
藤澤 進一 区議会自由民主党
須賀 清次 無所属議員
田中 淳子 江戸川区議会公明党

就労家庭への支援、子どもたちの幸せを念頭に置いた、前向きな議論が行われることを、江戸川区民として切に希望したいところですね。

陳情に関しては以上です。

さいごに…えどがわ学童保育フォーラムのこれまでの活動については、以下もあわせてご覧ください。

◆えどがわ学童保育フォーラム・ホームページ
現在更新停止中ですがストックされている記事はお読みいただけます。
特にアクセスの多い人気記事は以下です。

現役「すくすくスクール」の、江戸川区ママたちが驚いた!
「学童保育」の常識を覆す  脱現実! 東洋経済のすごい「記事」

公開から3年以上経過しても、まだ跳びぬけて高いアクセスがある記事です。


◆江戸川区・学童補食の継続を願う会ブログ
2012年の補食廃止直後に活動した「学童補食の継続を願う会」のブログです。
補食再開を願い、江戸川区に多数の陳情を提出した記録が残っています。

皆様のご協力を、何卒よろしくお願いいたします。





2017年4月6日木曜日

【開催報告】すくすくスクール・はじめての学童クラブ登録in えどがわ【満員御礼】

先週土曜日から新年度がはじまり、わくわくどきどきの新一年生のみなさん、ご入学おめでとうございます!

私どもえどがわ学童保育フォーラムからも心からお祝い申し上げます。

さて、本ブログでも告知して参りました「はじめての学童クラブフォーラム in えどがわ」ですが、去る2月19日、盛況のうちに終了させていただきました。盛んにご質問もいただきありがとうございます。

今後もこのような会を設けてほしい、入学準備にあたり参考になったなど、喜びの声を多数いただき、主宰者としてほっとしております。参加者の大半が、第一子が保育園の年中・年長の保護者の皆様で、をのご来場いただきました皆様には、心から感謝申し上げます。

会は2時間半におよびました。すべてをご報告することはできませんが、会の内容を以下に抜粋してお届け致します。

●はじめに(えどがわ学童保育フォーラム・代表あいさつ)

まず当会の代表より、ごあいさつをさせていただきました。

「私は、子どもがいじめを受けたり、学童クラブの子の補食が廃止されたり、いろんなことに悩みながら、いまの「えどがわ学童保育フォーラム」の仲間につながりました。子どもにとって大事な補食を復活させたいという思いで運動を続けてきました。

今回、すくすくスクールの学童クラブと保育園の違いについて、情報を共有できる場があればと思い、初めてこのような会を開きました」

●「すくすくスクール」ってどんなところ?

次に、すくすくスクールの概要について、簡単にご説明しました。

①すくすくスクール・登録形態について

「登録」には2形態ある。
1)全校生徒対象の「すくすく登録」
2)放課後、保護者の就労等で留守になる家庭の子ども対象の「学童クラブ登録」

ほとんどの学校で生徒全体の6~7割が「すくすく登録」。とくに1~4年生の登録が多い。「学童クラブ登録」の割合は各学校で違う。30人という学校もあれば、100人を超えている学校もある。

「すくすく登録」の子どもたちは、その日すくすくで遊びたければ来るという形なので、毎日の参加数に幅がある。一方、「学童クラブ登録」の子どもたちは基本的に毎日来る。

②すくすくスクールのスタッフについて

日々、子どもたちの活動に携わっているのは「サブマネージャー(サブマネ)」と「プレイングパートナー」。

保護者とやりとりするのは「サブマネ」の先生。相談はサブマネの先生にすることになる。

サブマネには常勤の人、非常勤の人がいる。非常勤のサブマネは昼過ぎの出勤なので、非常勤しかいないすくすくスクールは午後からの対応になり、その間、電話は留守電対応にななっているようだ。

その他、「クラブマネージャー」というボランティアで勤めて下さっている地域の方がいる。地域との連携に尽力していただいている。

③平日の過ごし方

1年生は基本的に5時間授業。入学当初は掃除の時間がないので1時15分ごろ学童クラブに帰る。2~3年生は2時半ごろ。4年以上は3時半ごろ。

高学年の授業が終わるまでは基本的に室内遊び。3時半ごろ、4年生以上の授業が終わったら校庭遊びが始まっているようだ。
《室内遊び―レゴ、パズル、トランプ、かるた、UNO、ぬり絵、けん玉、こま、ままごと、本(マンガ)…。工作をするすくすくもある。学校によって違いはある》

《校庭遊び―ドッジボール、サッカー、キックベース、鬼ごっこ…》

すくすく登録の子どもたちは17時帰宅。
学童クラブ登録の子どもは最長18時まで。(土曜日は9~17時)

学童クラブ登録とすくすく登録の違いは、17時以降の「プラス1時間」と「出欠確認があること」。誰がお迎えに来るかもサブマネの先生が把握。

いっぽうすくすく登録の子どもは自由参加なので出欠確認はされない。

④春休みの過ごし方

学童クラブ登録の1年生の受け入れは、4月1日から、時間は9~18時(すくすく登録の子どもは、入学式後からです)。

9時に登室後1時間は静かに一人で活動する時間になっている学校が多いよう。2年生以上の子どもは宿題の時間。

12時にお弁当の時間。基本的には学童クラブ登録の子のみ。すくすく登録の子どもはいったん帰宅になる。

午後は通常の活動。

●すくすくスクール保護者体験談

次に、現在小学生の子どもがいる各保護者から、体験談の発表を行いました。フルタイム、自営など様々な勤務形態の方がおり、また現状補食を持参している方、今まさに子どもに留守番の練習中の方など、様々な経験談がありました。

◆Aさん(小2女子・小5男子)
【補食について】
いま補食を持参している。補食の入れ替えは一週間まとめて、土曜日の9時前後に行っている。自分が土曜日も仕事なので月~土の6日分とゴミ袋(ジッパーのついたもの)を用意。補食が復活して子どもは喜んだけど、正直、毎週用意するのは大変。でも補食を持って行くときに指導員と子どもの様子について話ができるのでいい機会になっている。

【子どもの「すくすく行きたくない」対策】
上の子が小1のとき、学童クラブ登録の子とすくすく登録の子を合わせて毎日100人近くがいた。大人数が苦手な子だったので「行きたくない」と言い始め、数日後、学童クラブに行かずに近所の家に行っていた。指導員が電話をくれ、捜してくれた。私は子どもが行きそうな場所を伝え、その一つが近所の家で指導員に見つけてもらった。その晩、子どもに親の仕事のことや、安全のために学童クラブに行ってほしいことを話した。

【夏休み対策】
夏休み、すくすくは9時にならないと開かないが、わが家は出勤時間が遅いので、親の出勤が早いお友達の家庭の子を預かってた。9時前に出かけるまで子ども同士で遊んでいるので、自分の支度が楽になった。

【子どもだけで留守番させるときの対応…留守中の電話】
江戸川区の防犯メールニュースでも伝えられているが、子どもが電話に出ると、個人情報を聞き出すという不審な電話があるという。

そこで家の電話は常に留守電設定にし、音量を上げておく。「ピーーー」という発信音のあとに「○○ちゃーん!」子どもの名前を呼んで、電話に出てもらうようにしている。

電話のベルが鳴ってもすぐに出ないこと、発信音後に自分の名前が呼ばれたら出ることを子どもと約束している。

【土曜日にすくすくスクールに行くことについて】
平日より子どもが少ないので落ち着いて過ごせるからか、うちの子は「土曜日にすくすくスクール行くのは好き」という。

◆Bさん(小3女子)
【お迎えについて】
すくすくスクールは18時までしか預かってもらえないので、娘が小学校に上がるタイミングでやむなく転職、18時のお迎えに間に合う職場に変えた。

それでも電車の遅延などでギリギリだったり、間に合わないことも。その場合は電話した。指導員の勤務時間の18時15分まで待ってもらったことや、学校近くの図書館で待ち合わせたこともあった。ただ、江戸川区は不審者情報が多いので、図書館での待ち合わせは勇気のいることだった。

18時に間に合わないので、ファミリーサポートにお迎えを頼んでいる家庭もある。

子どもだけで帰らせるときは、明るい季節はいいが、冬など暗い時間帯に1人で帰れるのかという想定も必要である。

【補食が復活して良かった】
補食が無くなったことで、18時過ぎ、おなかがすいてエネルギー切れで、青い顔で私の帰りを待っていた娘が切なくて、罪悪感もあった。昨年4月から補食が復活できたのはうれしかった。

【夏休み】
私は8時20分に家を出ないと間に合わない。どうしようと思っていたら、すくすくスクールの指導員から「早めに来ているから、(お母さんと一緒に家を出たあと)お子さんにゆっくり歩かせてきてください」と声をかけてもらい、助かった。

【熱、けがの際の対応】
すくすくスクールで具合が悪くなり、「寒い、寒い」という娘の熱を1時間おきに測ってくれ、熱が出始めたときに電話をすぐくれた。仕事を片付け、早々に迎えにいったことがある。毎日見てくださっているので、子どもの体調の変化もわかる。

【宿題】
遊びに夢中になるとできない。終わっていないとあとが大変なので必ずやって帰るようにと伝えている。夕飯の前に寝ていたり、ぐずぐずし始めて「やりたくない」と言ったり、帰宅後は本当に疲れている。すくすくで元気なうちに終えられるように言い聞かせたほうがいいと思う。

◆Cさん(小2女子)
【民間学童の利用】
保育園は延長すれば19時半、通常で18時半まで預かってくれる。学童クラブ登録の預かりは18時まで。この1時間半の差を不安に感じている家庭が多いと思う。

今日のイベントチラシには「小1の壁に負けない」とあるが、私の場合、入学前に「小1の4月1日の壁」を感じていた。

3月31日まで保育園でお昼寝やおやつもあった。

その環境が翌日には一気に変わり、入学式もしていない中、いきなり小学校の学童保育に行くことになる。子どもはこの変化に耐えられるのかと思った。

同じ保育園から、自分の子を入れて2人しか同じ小学校に行かないという事情もあった。激変緩和策という意味もあり、4/1からは同じ保育園の子が少なくとも2~3人はいる民間学童に入ることにした。

民間学童は、学校まで迎えの車を出してくれるが、その際に「子どもを校門前で待たせて欲しい」と言われた。しかしすくすくスクールの指導員から、「それは危険だからすくすくスクールに迎えに来て欲しい。そうすれば民間学童の運転手に責任もって子どもを引き渡すので」と言ってくれた。そういうやりとりから、すくすくスクールへの信頼が高まった。

このほか、民間学童は子どもが入所、退所したときにメールが来るので安心できる一面がある。習い事に連れて行ってくれるサービスもある。

【宿題】
親は家庭で宿題の丸付けをたまにする。
宿題は、なるべくすくすくでやってくるように言うが、残してくることも多い。

親のサイン欄があるので、面白いスタンプを押してあげるなど遊び心をいれ、子供が少しでも楽しめるようにしている。

◆Dさん(小2男子・保育園年少女子)
【お迎え】
小1の夏の日、「僕、友達と帰りたいから、もうすくすくスクールお迎えに来ないでいいよ」と言われた。友達と遊ぶのがすごい楽しいから、みんなで一緒に帰りたかったみたい。それ以降は基本的にお迎えはしていない。

【補食セットにはお茶を】
毎日の補食セットには、必ずパックのお茶を入れている。遊びにめいいっぱいで全然水を飲まずに帰ってきていたので。

この子が2年生の4月から補食が復活したので助かったが、1年生のときは補食がなかったので、おなかをすかせてるからとにかく機嫌が悪く、帰宅途中でけんかになっていることもあった。

【すくすくスクールに着替えを置く】
学童クラブ登録の子は、すくすくスクールに着替えが置けるので、トイレが間に合わなくて汚れてしまったときなど助かった。

【異年齢との遊び】
うちの子にとって、すくすくは友達ととにかく遊べる場所。いまは小1の子と意気投合している。学年の違う子の名前がいっぱい出てくる。子どもの世界が地元を中心に広がるのが学童クラブのいいところだと思う。

【習い事】
息子は時間がなかなか読めず、あわせて支度をして動くことがまだできないので、すくすくスクールから習い事の場所までは、ファミリーサポートの人に連れていってもらい、お迎えは私がしている。

携帯は持たせていない。習い事をしているところに公衆電話があるので、何かあったらテレフォンカードで電話してくるよう伝えている。

◆Eさん(小6女子・小2男子)
【小1の壁で転職】
上の子が小1の1月に、20数年間務めた正社員を退職し、フリーランスになった。

退職理由は2つ。一つは、会社の時短勤務が下の子が3歳で切れてしまったこと。延長申請したがダメだった。夏休みも8時には家を出なければいけないので、1年生を置いて家を出るのは難しかった。

もう一つは、時間のやりくりの難しさに直面し、仕事の収入とやりがい、家事と育児、子どもと向きあう時間をもっと取りたいという思いがあった。収入は減ったが、うまく回せている。あのままテンパってずっと走っていたら後悔したかも。

時短切れで悩む方は、ダメもとでも時短延長を会社と交渉したほうがいい。私は上司に「お子さんも小学生になったから、もう手がかからないでしょう」と言われたが、むしろ小学校のほうが、様々な面で親の関与が必要な場合が多く感じる。

【「すくすくスクール行きたくない」と言われて】
正社員を辞める前、上の子は小1の夏休みに、「すくすくはつまらない、行きたくない」と言い始めた。

ある日、早めにすくすくスクールお迎えに行ってみると、テレビでアニメがガンガンついていた。本もマンガしかなかった。子どもの人数も多く、まるで鳥小屋のようにひどい喧噪だった。そういうなかに1日中、子どもをいさせるのはつらかった。上の子はそういう環境にうまく適応できなかったと思う。

【宿題ができる環境かどうか】
とにかく子どもが多く、落ち着いて宿題ができる環境ではなかった。机も足りず、床に寝そべって宿題をしている子もいる。その間を、ブロックを持った子どもが駆け回っている状態。一度、子どもがすくすくスクール宿題をできる環境なのか、親が見てみるのは大事。できないと思ったらサブマネに相談するなど、親も動いてやらないとと思う。

【夏休みのお弁当】
すくすくはエアコンがきいているのでお弁当が痛む心配はないが、保冷剤をつけて持たせた。すくすくスクールに冷蔵庫はあるが、そこは使わせてもらえない。デザートにフルーツはいいが、ゼリーやプリンはダメ。各校で対応が違うかもしれない。

お弁当のおかずは、晩ご飯のおかずを取り分けて、シリコンカップに小分けして冷凍庫に入れておく。肉を多めに買ったときは少し取り分けて、塩でもんでから冷凍庫に。葉物野菜も切って生のままジップロックに入れて冷凍庫に。朝、凍ったままの鶏肉と小松菜でケチャップ炒めを作ったりした。大変だが、小分け冷凍で乗り切ってきた。

【学童クラブからの〝卒業〟】
上の子が小2のときに、「放課後はもうすくすくスクールに行かないですごす」ことにトライした。一人で下校し、習い事に一人で行かせていた。しかし上級生の男の子に、玄関の外に用意しておいたおやつを取られたなど、トラブルもあった。

◆Fさん(中1男子、小2女子)
【わが子がすくすくスクール「いじめ」に】
私は「小1の壁」にぶち当たっても自分の働き方は一切変えなかった。変えられなかった、という事情があった。

その結果、しわ寄せが子どもにいったことは否定できないと思う。保育園のときは穏やかだった子が、小学校に入ってから家で暴れ出し、宿題もできなくなった。よく話を聞いたら、いじめに遭っていた。すくすくスクール指導員に相談したら、「すくすくスクールに来る子どもが多い(毎日100人以上)ので、あなたのお子さんだけを見ていることはできない」という返事だった。

何とかしたかったが、当時は民間学童がなく、預け先としてすくすくスクール以外の選択肢がなかった。自分の子どもにとっては、もっと心に寄り添ってくれる大人がいる放課後の環境が必要だと思いながら、何年もすぎてしまった。

学校の課題が充分こなせなかった気がする時や、学校にいる時間中に他の子どもとトラブルがあったりしても、放課後には気持ちを切り替え、遊び相手を選んだりして、放課後の長い時間を自分なりに楽しく過ごせるようになるまで、自分の子どもは2年以上の時間がかかったと思う。

反省点としては、たとえ他の預け先の選択肢がなかったり、働き方を変えられなくても、息子のことについてサブマネの先生とあきらめずに何度も情報交換していたら、もう少し解決は早かったのではないかと思っている。

忙しいながらもサブマネの先生方は良心をもってやってくださっているので。経験談として話せるのは、心穏やかに過ごせる環境を整えてあげると、宿題もできるようになる。そしていろいろな問題は子どもの成長とともに解決できると実感した。ただ、時間はかかる…

【夏休みのお弁当】
うちは焼きそばと果物だけとか、チャーハンと果物だけとかだった。

【夏休みの過ごし方】
子どもは朝起きてすくすくに行って宿題をし、学校でプールに入り、規則正しい生活ができた。親が家にいたので夜更かし朝寝坊だった、自分の小さいころの夏休みより充実していて良いと思った。

【学童クラブから〝卒業〟】
上の子は小4のときに補食が廃止され、おなかがすいて我慢できないというのもあったが、同じ4年男子がほとんどすくすくに来ないから、息子自身も「それなら行かない」という感じだった。それから鍵を持たせ、放課後は家でおやつを食べて友達と遊んでいた。自然に卒業した。

【子どもの成長】
学童クラブを卒業したあと、小5の時に再びいじめ問題に直面した。

小1のときとほとんど同じように、一見、一緒に仲良く遊んでいるように見えて、結局は強い子に支配され、物陰に連れていかれては痛い目に遭わされているとわかった。

このときも何度か学校の先生に相談し、幸い目撃証言もあったため、いじめている本人に直接、指導が入った。注意されればいじめは減るがまたぶりかえす、この繰り返しで1年以上すぎた。相手に強く出られない息子に歯がゆい気持ちもあったが、見守っていた。

ある日、もう卒業まであと3ヶ月というときに、息子が、いじめの相手にどなり返し、翌日相手が謝って来た、という話を人づてに聞いた。以後、いじめで困る事はなくなり、子どもは少しだが自分に自信を持つようになったと思う。子どもの窮状に対して、親が速効性のある対策をとれなくても、子どもは時間をかけて成長していき、自分の力で物事を解決してみせることがあるのだと思った。

●補食について
資料「江戸川区の学童クラブ補食について」をお配りし、すくすくスクールにおける学童補食の廃止と復活の経緯などについてご説明しました。
持ち込み補食(1日分)例

またポイントとして、これまでの長年の江戸川区のスタンスとしては、「補食はあくまでの保護者の自主運営であって、区はそれを受託しているだけであるから、たとえ廃止してもそれは江戸川区区の責任ではない」としていることもご説明しました。

現在、補食は多くの小学校で、「親が1週間に一度などまとめてジッパー袋の小分けで持ち込み、ごみを持ち帰る」形でやっていますが、お菓子の一つ一つに記名が必要など、準備段階で親の負担が大きく、実際には補食が続けられないケースも多くあります。

そんな中で、江戸川区で唯一1校だけ、補食を「共同購入」している小学校があります。新田小学校です。そしてその新田小学校は、学童クラブの参加率が他校と比べて高いのです。

補食希望者も、平成28年度のデータでは、他校は5月時点と12月時点を比べると希望者は「減少」していますが、新田小だけは「増加」しています。これは、補食準備などのの負担が無くなれば、補食を希望する親子は増える、そこにニーズがある、ということを示しています。

同校は、学校近くのお店がおやつの袋詰めをして、配達。親が皆で集金して、運営しているそう。近所のお店や業者などから補食を共同購入する、袋詰めは保護者の当番で回していくなど、やっていくことも検討できるのではないでしょうか。

●質疑応答
最後に小学生保護者に対して、参加者から様々な質問をいただき、小学生保護者らは経験談で回答しました。

【質問】学童登録の子どもがすくすくスクール来ないとき(すくすくに行かないで、集団下校などに混じって勝手に帰宅してしまったとき)、すくすく側の対応は?

【回答】
参加予定の子どもが来ないときは、サブマネの先生が保護者に確認の電話を入れてくださるので、保護者は思い当たるところに電話をするなどして探します。

先生方は、原則、外に出て捜しに行くことはできないようですが、どなたかが家まで行ってみるなどの対応をとってくださったこともありました。

とくに1年生にはそのような対応がされていると聞いている。実際、予定どおり子どもが来ない場合、どのような対策をとるのか、各すくすくスクールで確認してみてはどうでしょうか。

【質問】病気やけがでのお迎えの連絡は?

【回答】
「急いで迎えに来てください」というときは、高熱や、頭部を打ったなどで病院にかかるとき、また骨折など緊急時のみのようです。

微熱などのときは状態を伝えてもらい、迎えの必要性は保護者が判断することになります。いつでも連絡が取れる電話番号は、サブマネに伝えておかなければいけないです。


【質問】すくすくスクールに、安静にできるお布団等の場所はあるの?

【回答】
学校の保健室が借りられる学校は、借りているらしいです。

すくすくスクール内に簡易ベッドやそれに代わるものを敷き、そこで横になってもらったりする学校もあります。

ただ場所の関係で、個別の部屋を確保できるわけではないようですし、サブマネがその子どもにだけつきそえない…という事情もあるようです。なので自分が仕事を抜けられない状況だったら、できればお迎えに行ける他の人を確保しているといいのですが。


【質問】災害時の対応はどうですか?

【回答】
区内で震度強5以上の地震が発生したときや、交通機関が乱れて迎えにこれないときは、子どもは学校に留め置く決まりになっています。

災害時の各学校の対応については、江戸川区の公式ツイッターと「えどがわメールニュース」で流されますので、メールニュースには登録しておくとよいです。

登録は以下からできます。
◆江戸川区公式ツイッター
◆えどがわメールニュース 

台風は事前にわかるので、例えば下校時間帯に接近するときは、すくすくスクールの活動が中止にされることがあります。学童クラブ登録の子どもはその時点ですぐに帰されることはありませんが、早めに帰される場合もあるようなので、その点は各すくすくスクールでサブマネに確認しておくといいです。

学校は台風接近の前日に、休校になる場合について説明した手紙を配布するので、夜のうちに対応を考えておくといい。台風で休校になったら、すくすくスクールも休みになってしまう。

学校が休校になるときは、ほとんどすくすくスクールも休みです。ただ大きい災害が考えられるときなので、家での対応を考えたほうが安全、とは言えます。職場に日頃から事情を説明しておく必要があるかもしれません。


【質問】学級閉鎖などの時はどうしますか?

【回答】
インフルエンザなどで学級閉鎖になったクラスの子は、本人が元気でも、学校にもすくすくにも行けないので、自宅での対応が必要になります。1週間まるまる学校にもすくすくスクールにも行けない状況になり、さらに翌週に本人がインフルエンザに罹患するなどしたら、2週間、自宅待機という最悪のケースもあります。働いていると本当にきついのですが、乗り越えなくてはならないことの一つです。


【質問】学校が振替休日のときは?

【回答】
運動会などの振替休日のときは、長期休みと同じ9~18時で預かりです。


【質問】すくすくスクールで宿題を済ませてきてほしいけど…

【回答】
すくすくスクールで、17時まではなかなか宿題をやるのは難しい環境です。考え方はいろいろありますが、17時までは友達がいるから友達と遊んでもらい、17時以降は人数も減るし、勉強する場所も確保できると思う。子どもはなかなか自分から取りかからないので、サブマネに、「宿題やろう」と声をかけてほしいと相談するといいかもしれないです。


【質問】すくすくスクールへ行く以外で、夏休みを過ごす方法は?

【回答】
◆Fさん…うちは一人で過ごしていた。心配なら夏休みだけ民間学童やすくすくの学童クラブ登録をして預けることもできるし、実家に預けることも場合によってはある。

◆Cさん…子どもに宿題を持たせて、自分が遠方の実家に送り届けた。迎えにも行ったから大変だけど、田舎で過ごすよさもある。1週間から10日くらい過ごさせた。

◆Dさん…うちのすくすくスクールは大規模校で人数が多いのと、中耳炎で学校のプールに入れないこともあり、1年生のとき3週間、インターナショナルスクールのサマーキャンプに入れた。英語で先生が何言ってるかわからないと言っていたが…。朝はファミサポさんにスクールバスが止まるところまで連れて行ってもらって、帰りはスクールバスで学校の前で下してもらい、すくすくで遊んで帰ってきていた。

【質問】人数が多いすくすくスクールだと、子どもは行きたがらない?

【回答】
◆Aさん…そんなことはないです。逆に少ないと「友達がいなくて行きたくない」とも言います。大規模校の場合、とにかくすくすくスクールがガヤガヤワサワサしているので、大人数が苦手の子にとっては大変かもしれませんが、行けば「誰かしら友達がいる」ということで、行く子も多いです。その子の性格によります。

◆Cさん…うちの子は「すくすくスクールに仲のいい友達がいない」とわかるとテンションが低いし、「いた」となれば超楽しい!という感じで、日によって違います。


【質問】入学予定の小学校に同じ保育園の子がいない、どうしたらいい?

【回答】
◆Cさん…学区の越境も考えたが、大きな道を通らないと学校に行けないという問題もあった。保育園の友達も大事だけど、子どもの安全のほうが大事だと思い、越境はしなかった。

【参考】子ども110番「ピヨピヨマーク」の確認を親子でぜひ

学校周辺に黄色い「ピヨピヨマーク」のステッカーを貼ったお店や家があるので、確認をしておくといいです。

保護者の留守中に子どもが困ったときや不審者に出くわしたときなど、助けを求めることができる場所です。

どこにピヨピヨマークがあるかは、学校のPTAなどから資料が配布されると思います。



開催のご報告は以上です。

じゅうぶんに書ききれなかったこともありますが、まずは親が様々な事態を想定して対応の心づもりをしておくこと、また学童クラブ保護者同士の横のつながりを持ってみること、そしてわからないことは保護者同士や、すくすくスクールの指導員さんとしっかりコミュニケーションをとり、解決を図っていくことが必要かと思います。

なお今回の催しについて、マイナビ様に掲載いただきました。宜しければ以下もご覧ください。
マイナビニュース
「小1の壁」はどう乗り越える? 先輩保護者がノウハウ伝える催しが開催


以上、今後ともご意見、ご質問がございましたら、えどがわ学童保育フォーラムまでお気軽にお寄せ下さい。すぐにお返事できない場合もございますが、何卒よろしくお願いいたします。
edogawa.gakudo.hoiku.folum@gmail.com (@を半角に直してお送りください)


2017年2月17日金曜日

【お願い】2/19(日)「はじめての学童クラブ登録」にご参加の皆様へ


先日、こちらの記事で告知させていただいた「はじめてのすくすくスクール学童クラブ登録 in えどがわ 2017」について、ご参加お申し込みをいただいた皆様、本当にありがとうございます。

現役・OBの保護者らで、時間をやりくりして細々とやっている当会ですので、当初は20名も集まれば…という気持ちでスタートした企画でした。しかし現在、ありがたいことに40名を超えるお申し込みをいただいている状況です。

しかし予約した会場の定員は36名。より広い会場はどこも満杯で、今から確保することができませんでした。

またお子様連れの方も多くいらっしゃるため、会場が大変手狭になってしまうことが予想されます。可能な限り対応いたしますが、ご来場に際しては、ご迷惑をおかけすることもあろうかと思います。その点、何卒ご容赦いただければと思います。

さらにもうひとつのお願いとして当日、お子様をお連れになる予定の方で、もしご家族や祖父母様など、お子様をお預けできる方がある方は、何卒ご協力をよろしくお願いいたします。

とはいえ、お子様の預け先が無い、様々な事情で預けられない場合があることは、こちらの保護者らもじゅうぶんに理解しております。お子様をお連れでも、決して遠慮なさらずに、是非お越しください。

会場の一部にレジャーシートを敷き、多少ですがオモチャなどをご用意して、できるだけ親御さんが話に集中できるよう、対応したいと思います。


《はじめてのすくすくスクール学童クラブ登録 in えどがわ 2017 》
日時 : 2017年2月19日(日)9:30~12:00
場所 : タワーホール船堀 4F 407会議室
参加費: 300円(大人のみ。資料代、会場代など)


えどがわ学童保育フォーラムの保護者一同、すくすくスクール(学童登録)での自分たちの様々な経験…ぶつかってきた壁のこと、そして乗り越えてきたこと、乗り越えられなかったこと等々…多々、お話しする準備を整えております。

皆様のお越しを、心よりお待ちしております。
何卒よろしくお願いいたします。

2016年12月29日木曜日

【参加者募集中】 「すくすくスクール はじめての学童クラブ登録 in えどがわ」 2/19(日)@船堀

上記チラシは こちら からダウンロードできます。



すくすくスクール
はじめての学童クラブ登録 in えどがわ

日時 : 2017年2月19日(日)9:30~12:00
場所 : タワーホール船堀 407号室
参加費:300円(大人のみ。資料代、会場代など)

3年間の補食(おやつ)が廃止された時期を経て、2016年の4月から、すくすくスクール学童クラブ登録で、待望の補食が再開されました。

すくすくスクールに毎日参加する学童クラブ登録の子どもたちが、おなかをすかせて親を待つ事のないように、そして補食の時間が友達や先生との絆を育む時間であって欲しいというのが親の願いです。こどもたちも毎日おやつを楽しみにしています。

しかしその補食は、保育園とは違い、親がすくすくスクールに持参しなければなりません。

それだけではありません。

保育園から小学校に進学することでがらっと変わる、子どもの生活、親の生活。

仕事中の預け先が、保育園から学童クラブに変わる…子どもにとって、そこはどんな場所なのか?そして親はどんな準備、心構えをしておけばいいのか?

わたしたち「えどがわ学童保育フォーラム」のスタッフたちも、初めて学童クラブに子供を預ける時には、みんな不安を抱えていました。でも親同士が悩みを相談したり、子どもの様子を語りあうことで、壁をひとつひとつ乗り越えてきました。

そこで、えどがわ学童保育フォーラムは、今年度、初の試みとして、

「すくすくスクール はじめての学童クラブ登録inえどがわ」

を開催する事にしました。

すくすくスクールで、「小1の壁」を乗り越えるためのノウハウを、わたしたちスタッフや先輩保護者がお伝えします。

会では、こんな話題を予定しています!

●すくすくスクールでは、どんなことをして過ごすの?
 一日の流れは?

●「すくすく登録(旧称:一般登録)」と、「学童登録」っ て、どう違う?

●「学童登録」って、したほうがいいの?

●いま「おやつ」はあるの?
 どんなものを、いつ食べられる?誰が用意するの?

●長い夏休み、どう乗り切ればいい?
 毎日のお弁当の工夫は?冷蔵庫は使える?

●仕事から戻るのが19時。すくすくは18時まで。
 どうしたらいい?

●夏休みのすくすくは9時から…出勤に間に合わない!
 どうしよう?

●大地震や災害など緊急時の対応は?
 3.11の時、どうだった?

●子どもがひとりで留守番、いつからできる?
 どんな危険が?注意点は?

●「すくすくに行きたくない」と言われたら?
 その時の対応は?

●江戸川区の「すくすくスクール」は、他区の学童保育と
 何が違うの?  …など


ご質問もどんどん受け付けます。わずか2時間半ではありますが、小学校に入学する前の不安を少しでも解消できる、そんな場になればと思っています。

私達「えどがわ学童保育フォーラム」は、江戸川区で働きながら子育てをしている保護者のネットワークです。

2012年、すくすくスクール学童クラブの「補食(おやつ)」が廃止された際、「おやつのない学童はありえない」と廃止反対を訴えるべく発足。
その後も江戸川区に根強い働きかけを行い続け、2016年4月、以前とは違う形ですが「補食」が復活しました。

今回のイベントも、すべて保護者らが運営にあたっています。当日は行き届かぬ点も多々あるかと思いますが、江戸川区で働く親同士として、ざっくばらんにお話しできればと願っています。

ご参加、お待ちしております!
参加お申し込みはWebまたはメールにてお願いします!

■webから
以下のボタンをクリックすると、申込フォームにアクセスできます。
必要事項をご入力のうえ、「送信」してください。

 参加申し込みフォーム

■メールで
①~⑤を本文に記入し、以下のメールアドレスまでお送りください。
①お名前
②お子さん連れで参加されますか?(予定で構いません)
③お子さんの現在の状況(小学生がいる/保育園に通っている/出産予定等)
④小学校名(通っている/これから通う予定等)
⑤ご質問、心配なこと、わからないことなどあれば


◆お子様連れでお気軽にご参加ください。
◆当日参加もOKですが準備の関係上、極力事前のお申し込みをお願いします。


またお知り合いにも、ぜひご紹介ください。
多くの方のご参加を、お待ちしております。