2015年1月26日月曜日

【2/2(月)〆切】江戸川区の学童クラブ事業に対し「パブリックコメント」を利用して意見・質問を送りましょう!

2ヶ月の間ブログ更新ができませんでした。仕事をしながら家事育児をしつつの活動ゆえ、ご報告も遅くなり申し訳ありません。

今回は二つ、重要なお知らせがあります。

ひとつめは、皆様にご協力と応援をお願いして参りました、「平成26年第3回江戸川区議会定例会に提出される第74号議案「江戸川区すくすく事業条例」およびこれの付則3である「江戸川区学童クラブ事業条例の廃止」の廃案を求める陳情」が、昨年12月10日開催の江戸川区議会本会議において不採択になりました。

これが実物です。

江戸川区議会からの不採択通知

この通知を読みますと、すくすくスクール事業は、「適切な遊び及び生活の場を与えて、健全な育成を図る」とあります。江戸川区独自の事業であるといいながら、その目的は、児童福祉法が定義する放課後児童健全育成事業(第六条の三の2)の記載と同一であることがわかります。

目的が同じでありながら、厚労省が示した放課後児童健全育成事業が達するべき基準からははずれる事業とした理由は、以下のように述べています。

「児童福祉法の枠組みは、「すくすくスクール利用児童と学童クラブ児童を分離させるものであり、待機児童を出さないとする本区のすくすくスクール事業の主旨とは相違するものである」

とすれば、児童福祉のために行われると自ら定義しているすくすくスクール事業が、その役割をきっちりと果たすよう、江戸川区がどのように施行規則や要綱を定めていくのか、区民は大きな関心を持って江戸川区政を監視していかなければなりません。

国の法律が学童児の過ごす環境を守り、一定の基準を達成した事業にするよう自治体に担保させる…「江戸川区では学童クラブ事業が国の法律をはずれる」とする、すくすく事業条例が成立してしまったときから、この国の仕組みが、江戸川区では保障されなくなってしまったからです。

そして早くも、学童の子どもたちの環境を改善したいと思うならば、学童保護者が行動を起こし、意見を区に届けなければいけない事案が起こっています。


「江戸川区子ども・子育て支援事業計画(案)」に対する
区民の意見募集(パブリックコメント募集)が
行われています

ここで二つ目の話題となります。

みなさまは、江戸川区が「子ども子育て支援法」に従い、パブリックコメントの募集をしていることを、ご存知でしたでしょうか?

下記をURLをクリックしていただけると、フォームがでますので、記入すればそのまま送信できます。
↓
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/cgi-bin/form_enq/formmail.cgi?d=pub20141201k

私どもえどがわ学童保育フォーラムのメンバーがこれを知り得たのも実は昨日のことで、いそぎ、このブログにおいて緊急拡散いたします。



意見を送る前に、いまどのようなことが検討されているのか?見てみましょう。

最新の計画が、下記で公開されています。学童クラブについては、29ページに記載があります。

江戸川区・子ども子育て支援事業計画(案)



確かに「学童クラブ事業案」がありますが…たった半ページです…。
そして、どのような「事業計画案」なのか、具体的な情報開示はまったくありません。

「現状を継続する」という説明になっていますが、平成26年度現在で、江戸川区のすくすくスクール内学童クラブ事業は、各施設が達するべき基準を設定していません。

ですので今後も、「各学校の特色を生かす」という名目で、毎日の生活の場としての不適切な環境が整備されないまま継承される可能性が大いにあるのです。


なぜ、こどもが毎日安定して学童に通い生活を送るために欠かせない補食が、生活の場である学童クラブから奪われたのか?

なぜ、学童のこどもたちが「自立できる時まで毎日通いきる、過ごしやすい環境を用意する」ために欠かせない「経験と知識をつんだ常勤指導員」が、廃止される方向で年々減少させられているのか?

なぜ、喧噪極まる大部屋しか用意されず、静かに過ごす場、学童の先生に自分をはき出せるような環境が整備されないのか?

なぜ、学校により使用できる設備、教室が大きく違い、その不公平が放置されるのか?

災害時の開所基準は?

なぜ??????はたくさんあると思います。

他区ではこうなのに、江戸川区だけが、なぜ???も。

その「なぜ?」を、江戸川区に送りましょう。下記から送ることができます。


江戸川区・子ども子育て支援事業い計画(案)パブリックコメント募集


また、この事業計画について話し合いを行っている、「江戸川区・子ども子育て応援会議」については、下記に情報があります。この「応援会議」の、会議日程(傍聴可能です)、構成メンバー(区職員、議員、団体代表、識者、区民等)などや、毎回の会議録を見ることができます。

江戸川区・子ども子育て応援会議

そもそも、区民との対話をする姿勢に乏しい江戸川区です。

今回は、その江戸川区に公式に意見をぶつけ、しかもそれに対する公式見解が得られる非常に稀な機会です。ホームページにありますように、区には「説明責任がある」のです。

どしどし、意見をぶつけましょう!今回を逃すと、江戸川区民の意見に耳が傾けれられる機会は、今後はほとんどないと予測されます。

締め切りは、2月2日です。
一人でも多くの「声」を、どうぞよろしくお願いします!


2014年11月24日月曜日

【これからのことを考える】児童福祉法を外れた、「すくすくスクール学童クラブ事業」の行く末は?

10月28日の江戸川区議会本会議で、学童クラブを内包した全児童対策事業である「すくすく」事業条例が可決され、あわせて「児童福祉法に基づく学童クラブ条例」が、廃止されました。

その3日前、10/25(金)、江戸川区・教育委員会・教育推進課からの、「すくすくスクール学童クラブでは、就労支援を、現在も、そしてこれからも行わない」との、公式回答をご紹介いたしました。

しかし、本会議直前の10/28(火)の午前になって、江戸川区は急きょこれを撤回しました。そして「学童クラブ事業は、現在も、これからも、その趣旨に就労支援を含む」ということを正式回答としたのです。

◆やっぱり「就労支援」にしておく。でも中身は…?

今回の「やっぱり就労支援です」という宣言は、江戸川区が、「小学生を持つ就労家庭に対し、公的な就労支援を行う」と宣言したことであり、江戸川区民のわたしたちにとって、ひとつの朗報であることは間違いありません。

しかし、同時に、疑問と懸念も生じます。

これまで、すくすくスクール学童クラブで、就労支援の機能を次々と消滅させていき、「これでは就労が成り立たない!」と苦情を申し立てる区民に対して、江戸川区・教育推進課は、「すくすくスクール学童クラブは就労支援ではないから」と説明し、近所に住む祖父母を頼りなさい、ファミリーサポートを利用しなさい(ファミサポ制度は就労支援としては不十分)など、他の就労支援を探すよう促していたのですから。

つまり、現行のすくすくスクール学童クラブの内容が、就労支援としては、自他ともに認めるほど、不十分な内容であるということです。

学童クラブ事業が児童福祉法の下にある、現在でさえ不十分であるのに、来年4月から新しい「すくすく事業条例」が施行されると、学童クラブ事業が児童福祉法を外れ、江戸川区の独自事業である「すくすく事業」の中に完全に吸収されることになります。就労支援として不十分な内容の学童クラブ事業が、「江戸川区流の就労支援」として、法的な後ろ盾を持って、将来に引き継がれいくことになるのです。

ですから、私たち保護者は、学童クラブ事業につき、区がなすべき義務を、児童福祉法にそって整備するよう、みなさまから寄せられた署名を提出し、区議会と区長に求めてきました。しかし残念なことに、「すくすく事業条例」は賛成多数で可決、成立しました。


◆新「すくすく事業条例」下での、学童クラブ事業の行く末は?

以下が、「すくすく事業条例」として可決した、第74号議案です。
(詳しくは こちら からダウンロードしてお読みいただけます)






江戸川区ではこの条例を根拠に、今後、いかなる就労支援が行われるのでしょうか?

この条例において、学童クラブ事業の定義は、ただひとつ、「保護者の就労等の理由により、家庭において適切な保護を受けることができない児童に対する事業」と書かれているのみです。

これでは、行政が、学童クラブ事業の内容を「どんな」事業に定めることもできてしまいます。

事実、この条例原案のままで、10月27日に至るまで、区の執行部は「就労支援ではない」事業と解釈していました。このままでは、今後の行く先は明白…つまり「いま現在以上に、就労支援が充実するとは考えにくい。さらに低下する可能性は大きい」です。

私たち保護者は、「学童クラブ事業が就労支援であるのか、ないのか」に関する今回の公開質問状について、区の回答、その変更について、逐一、区議会開催前に、全議員にメールで主旨の説明等を行い、情報を伝える努力を行って参りました。

10月28日の区議会では、3名の議員の方が、この第74号議案は、原案のままでは不十分であり、継続審議または、反対であるという反対討論をそれぞれのお立場で行われましたが、しかし、大変残念なことですが、江戸川区議会は原案のまま賛成多数でこれを可決しています。

現在行っている学童クラブの運営内容が、児童福祉の観点から、就労支援として適切であるのか?、またそれを新条例で引き継ぐことが妥当なのか?という、肝心の部分についての議会での議論を私たちは希望していましたが、ほとんどの区議会議員の皆さんは、そういった議論は不必要であり、原案で可決としたわけです。


◆すくすくスクールの「質」は、学校ごとにバラバラになる?

さて、今回の区議会では、今後のすくすくスクール実施要綱について、「学校ごとのすくすくスクールの特徴を生かしつつ必要最小限の事項を定めた要綱を制定していきたい」と、総務委員会で区が答弁したことも発表されました。

ということは、各学校(およびすくすくスクール)の「実情」によって、学童クラブの運営内容が異なることがありうるということでしょう。

●帰りの時間管理をきっちりしてもらえる学校があれば、帰る時間の管理は各家庭の自己責任になる学校もある。

●静養の場所を設けられる学校もあれば、そうでない学校もある

●指導員配置、資格要件が充分でない学校もある

●人口過密で、学童の子どもの生活の場所として不適切な環境の学校もあれば、学童保育として許容範囲の学校もある

●施設に置かれた遊具や図書などの環境が、年齢や発達に応じた配慮のなされている学校もあれば、そうでないものもある

●サポートセンターのイベントでおやつが比較的頻繁に食べられる子もいれば、そうでない学校では学童クラブの子どもたちはずっと空腹のままである

●休校日に開所している学童クラブもあれば、そうでない学童クラブもある

現状でも、区内各校のすくすくスクールの状況は、ばらつきがあります。
今後はますます、その「差」が拡大しうる、ということです。

そしてたとえ現状は良くても、人の異動(すくすくスクールスタッフや学校責任者の異動)により、対応が変わる可能性もある、年度によって質が上下する可能性がある、ということでしょう。

すくすくスクールの内容が不満で、行きたくなければ行かない、別の場所で遊べば良いという選択肢のある、「すくすく(一般)登録」の子どもなら、それはそれでよいのかもしれません。

しかし学童クラブ登録の子は、毎日そこへ行かなければいけないのです。地域の自主性や指導員の力量次第、学校の施設状況次第で、事業内容が上下していいような事業ではないのです。

だからこそいま、国は児童福祉法を改正し、地方自治体に対して「学童クラブが達すべき水準を示し、国を挙げてこれを達成しよう」としているというのに、江戸川区はそれから離脱しました。

それならそれで、国が示した水準を上回る学童保育が達成されるよう、条例の内容を吟味し、江戸川区行政が達しなければならない水準を示す条例を作ることを、私たちは、求めてきました。

しかし、可決された条例の内容は、上記にご紹介した通りです。

このままでは、新しい「すくすく事業条例」のもとでの学童クラブ登録の運営内容が、現場まかせの、国の基準を下回るものになることが充分予想されます。就労家庭は現在と同様かそれ以上の苦境に立たされることになるでしょう。

多田区長は、このことを、「区民に周知はするが、説明はしない」と、区議会で発言しました。

大切な学童保育に関する条例、児童福祉法を外れるという大きな判断が、たった30余日の議論で終わってしまったことは、江戸川区民としては、残念としか言いようがありません。

しかし、署名、コメントなどで、多くの皆様が江戸川区に対し声を上げてくださったことが、”学童クラブは就労支援をその趣旨に含む”と回答した江戸川区の判断に大きく影響したことは間違いないと考えます。

ご協力いただきました皆様には、心から御礼申し上げます。

また11/30(日)は、皆様のご参加をお待ちしております。
詳しくは下記をご覧ください。

◆【参加者募集!】11/30(日)「すくすくスクール学童クラブ事業に関する意見・情報交換会」開催!



2014年11月13日木曜日

【参加者募集!】11/30(日)「すくすくスクール学童クラブ事業に関する意見・情報交換会」開催!

下記の通り、11月30日(日)、船堀「勤労福祉会館」において、「すくすくスクール学童クラブ事業に関する意見・情報交換会」を開催いたします。



以下、開催主旨です。

2014年10月28日、「すくすく事業条例」が
江戸川区議会で可決しました。
「すくすくスクール学童クラブ事業」を厚労省が定めた「学童保育」基準の適応外とし、
江戸川区の独自基準で運営するという条例です。

すくすくスクール学童クラブ事業に関する
意見・情報交換会

2014年11/30(日) 10時~12時 / 船堀・勤労福祉会館 3F和室

こんな学童クラブなら、本当の「就労支援」になる。
江戸川区で安心して仕事を続けられる。
利用者、区民の意見を出し合い、情報交換を行いましょう。 


本年9月25日、江戸川区長は「すくすくスクール事業条例」を上程、10月28日、江戸川区議会において条例は賛成多数で可決しました。

これにより2015年4月から、すくすくスクール学童クラブ事業は「児童福祉法」から外れ、江戸川区独自の学童クラブ事業になります。そして江戸川区が、どれほど繰り返し「学童クラブはいままでと何も変わりません」と保護者に言っても、これを素直に鵜呑みにする保護者は、もういないでしょう。

なぜなら10年前、江戸川区にもともとあった「学童クラブ」が「すくすくスクール」に吸収された当初、江戸川区は「学童クラブはますます充実します!」と言っていたにもかかわらず、この10年で、すくすくスクールの学童クラブ機能は、おやつ廃止、麦茶廃止、正規職員採用停止、夏休みなどの午睡実質廃止、連絡帳の機能低下など、ただただ低下の一途を辿ったからです。

いま、すくすくスクール学童クラブは、就労家庭の子どもが長時間、落ち着いてすごせる場所としては適切ではなく、「これは就労支援」ではない、と感じている区民が多くいます。

ただひとつ救いなのは、江戸川区の担当課(教育推進課)が、これまでの区民への説明「すくすくスクール学童クラブ事業は、『就労支援ではなありません』」を、急きょ条例採決の直前に撤回したことです。

そして、「(やはり)就労支援である」と、言い換えました。これは利用者にとって朗報です。

しかし江戸川区の考える「就労支援」と、私たち利用者の望む「就労支援」。この間には、大きな隔たりがあります。

今こそこの溝を埋め、すくすくスクール学童クラブを本当の「就労支援」に戻していきましょう。そのためには区民が、利用者が、どういう学童保育ならほんとうの就労支援足りえるか? 声をあげ江戸川区に伝えていくことが必要です。

そこで利用者の声を集める機会として、「意見・情報交換会」を開催いたします。現状のすくすくスクール学童クラブの状況を知る方も、そうでない方も、「こんな学童クラブだったら、安心して仕事を続けられる」「これなら“小一の壁”を感じることはない」など、ご意見をお聞かせください。

また東京23区、江戸川区以外の区では学童クラブ事業は
どうなっているのか?他区と比較する情報提供なども行います。
ご参加をお待ちしております!

多くの皆様、特に江戸川区民の皆様、そして現在またはこれから「すくすくスクール」を就労支援として利用をお考えの皆様のご参加を、心よりお待ちしております。

なお告知用のチラシをご用意しました。ご自由に転送、印刷配布なさってください。


モノクロ版もあります。 こちら からどうぞ。

何卒よろしくお願いいたします!

2014年11月4日火曜日

【回答なき回答状が到着!】区民からの質問:「法案が可決されても『変わらない』と区長はおっしゃっていますが、その根拠を説明してください」に対して、届いた回答とは…?

えどがわ学童保育フォーラム宛に、江戸川区内在住の保護者の方から、メールをいただきました。

去る10/28に、江戸川区議会では、すくすくスクール学童クラブ事業を児童福祉法の適用外とする「すくすくスクール事業条例」が賛成多数で可決しましたが、これからご紹介する方は、それより前の10月上旬に、下記「区長への手紙」を、メールで送られたそうです。

まずは、その「区長へのメール」をご紹介します。

2人の子どもが、学童登録にてすくすくスクールを利用しています。

両親共働きのため、放課後子どもだけにしておくわけにもいかず、補食が廃止された今でも17時を過ぎる時間で利用しています。

最近では誕生日会や帰りの会などもなくなり、夏の麦茶や、帽子や着替えの置き場もなくなり、家庭的な場所ではなく、すくすくスクールは混沌とした雑居房の様相を呈してきました。

子どもがノート(注:すくすくスクール学童登録児童の連絡帳)を提出し忘れても、「特に変更なければノート提出はいらないよ」と指導員の方が言う始末。

次月のカレンダーがノートに貼られるのも、こちらが言わないと貼られないことや、月の末日ということもちらほらで、よっぽど人手が足りないと思われることばかりです。
(注:すくすくスクール学童登録では、家庭でノートを用意し、それにすくすくスクールの職員が毎月カレンダーを貼り、出欠の確認や退室時間の連絡に使用しています)
学童連絡帳
※画像はイメージです。

今後、学童クラブが児童福祉法適用外になる法案が通ることがあれば、ますます予算が削られ、質の劣化は目に見えています。

また児童福祉法が改正され、学童保育がようやく「放課後児童健全育成事業」として、法的に位置づけられたにもかかわらず、今後学童クラブが児童福祉法適用外になる法案が通ることがあれば、江戸川区は国の基準すら守らない自治体と認知されるのだと思われます。

法律違反になることは、認識されているわけですね。

法案が可決されても「変わらない」と区長はおっしゃっていますが、その根拠と、予算が削られてなおもどのようにすくすくスクール(含む学童登録)を充実(子どもが行きたいと思う場所、自分の居場所が見いだせ、指導員との信頼関係を築ける場所)していくのか、説明をお願いします。

ふらっと行って、居づらかったら家に帰るような事業に、なにか子どもを育てる要素があるのか、説明をお願いします。

すくすくスクールは全校対象の事業のため、学童クラブが児童福祉法適用外になる法案が与える影響について、江戸川区内全小学校での説明をお願いします。
回答期日:2014/10/02

これに対して、江戸川区の教育推進課から来た回答は、下記のものでした。
江戸川区 教育推進課からの回答 ※クリックで拡大します。
以下に全文を掲載します。

メール「すくすくスクールについて」拝見しました。

「すくすくスクール」は全児童を対象に学校・地域の連携のもと、健全育成事業として行っております。放課後、すべての児童が学年を超えて一緒に過ごし、地域のかかわりもいただき、人とのふれあいの中で豊かな心を育むことが目的の事業です。

児童福祉法の改正により、第三回区議会定例会に「江戸川区すくすくスクール事業条例」を上程し審議中でございます。児童福祉法に関わらず、江戸川区のすくすくスクール事業はこれまでと変わりなく実施してきます。

すくすくスクール事業により地域の方のお知恵や力をいただき、様々な体験や季節イベントを実施しています。スポーツ活動や伝統文化・芸能活動など学校や家庭でできない学びや遊びを全校で展開しております。

また学年に応じた自己管理能力、生きる力、自立を支援するため、児童一人ひとりにあった方法をご家庭と一緒に考えて行きたいと思っております。

これからもすくすくスクールでは子どもたちを健やかに育むことを最優先に考え、事業のあり方について総合的に検討してまいります。このたびは貴重なご意見をいただき、まことにありがとうございます。

担当 教育委員会事務局 教育推進課
すくすくスクール係 (責任者記名)
電話 5662-2732

江戸川区教育推進課、責任者の方からの回答は以上です。

では質問者の方の質問を、もう一度、箇条書きで確認してみます。

●法案が可決されても「変わらない」と区長はおっしゃっていますが、その根拠は?

●予算が削られてなおも、どのようにすくすくスクール(含む学童登録)を充実(子どもが行きたいと思う場所、自分の居場所が見いだせ、指導員との信頼関係を築ける場所)していくのか?

●ふらっと行って、居づらかったら家に帰るような事業に、なにか子どもを育てる要素があるのか?

●すくすくスクールは全校対象の事業のため、学童クラブが児童福祉法適用外になる法案が与える影響について、江戸川区内全小学校での説明をしてほしい(説明会の開催依頼)。


回答の手紙に、質問に対する回答が全く存在していません。

江戸川区に対して、公開質問状、区長への手紙などで個別・具体的な質問を出しても、その質問一つ一つに対して個別の回答が一切なく、「ざっくり」とした文章で「回答」とする、というのは過去にもありましたが、また同じであったわけです。

このことに、質問者の方は、大きな失望と怒りを禁じえず、当会に連絡されて来たとのことでした。

他にも、「区長への手紙(メール)」を送り、回答が来た方がいらっしゃいましたら、ぜひ「えどがわ学童保育フォーラム」宛にお送りください。ご紹介させていただきたく思います。
個人情報には十分配慮し、万全を尽くします。皆様のお声を、お待ちしております。

送り先 ⇒ edogawa.gakudo.hoiku.folum@gmail.com 
※@は半角に直してください。

さて、質問した保護者の方は、私たちへのメールで下記のようにも訴えておられました。

「学童」の文字もないところで、今後どうなるのか本当に不安です。

学童登録なくなるのでは?という不安もあります。

下の子はまだ低学年なので、放課後、一人でふらふらさせるわけにもいきません。

現時点で学童登録している人が、民間の学童を利用する場合に限り、私立幼稚園に入学時・月額料金に補助がでるのと同じような補助が受けられるように行政へ働きかけるのはどうでしょうか?

この「補助」の件ですが、少し補足させていただきます。

江戸川区ではいま、すくすくスクール学童クラブの現状を商機と捉えてか、民間学童の進出が非常に盛んです。おやつの提供や、しっかりとした「保育」体制はもちろんですが、塾と連携した学習指導、英会話、工作教室、理科教室、夏休みなど一日育成日には遠足や野外体験など、魅力的なサービスを展開しています。

つまり江戸川区は、質の高い学童を利用したければ民間学童へどうぞ、という選択肢になってきている、ということです。

ちなみに民間学童の利用料金は、入会金として数万円、月~金フルで月額5万円~7万円です。夏休みなどはさらに値段が上がります。例えば1年生と3年生のお子さんのいる家庭ですと、利用料は倍の負担となり、世帯収入によっては何のために働いているのか?という状況に陥ります。

このように、多くの家庭にとって、民間学童は現実的な選択肢ではありません。

かといって「すくすくスクール学童クラブ」では、就労支援に不十分と感じ、先日ご紹介した方のように、「小一の壁」にぶち当たり正社員退職を余儀なくされる方も、現実におられます。

【参照】2014年10月28日火曜日
【 ~拝啓・江戸川区議会議員の皆様~ 】それでも貴方は今日の本会議で、「すくすくスクール事業条例」の可決に【賛成】しますか?

メールを下さった方は、その点を指摘し、「いま、すくすくスクールで学童登録している人が、民間の学童を利用する場合に限り、補助が受けられるように行政へ働きかけるのはどうでしょうか?」と書かれているのです。

引き続き、皆様からのご意見を募集します。

2014年10月28日火曜日

【!緊急速報!】本会議開始直前!江戸川区が「就労支援ではない」を撤回しました!

一昨日の記事でお伝えしてきましたように、私どもが提出しておりました「公開質問状」に対し、先週の金曜日の時点においては、江戸川区の担当課(教育推進課)は、下記の見解を示して参りました。

現行の学童クラブ事業も、これからの学童クラブ事業も、「就労支援」を含まない。

また上記の内容について、「ホームページ等で公開してよい」という許可も得ておりましたので、皆様にお知らせしたところです。
↓
2014年10月25日土曜日
【衝撃の公式見解!】「江戸川区の学童クラブ事業は、就労支援ではありません」


しかし、本日午前中、同課から再度ご連絡をいただきました。

そして決裁を通り、最終確定となった正式回答は、先週のものから変更になったとの連絡が入りました。

これも公開してよいとのお返事をいただきましたので、急ぎお伝え致します。
前段は省略させていただきます。

① 現行の学童クラブ事業は、就労等により家庭において保護者の適切な保護を受けることのできない児童を対象としており、就労支援も含め幅広く考えております。

② 第3回区議会に上程しているすくすくスクール事業条例は、規程の整理をしており、事業の趣旨は現行と何も変わりません。これまでと同様、学童クラブ事業も合わせて実施して行きます。

…と、変更したそうです。

よって今後は、

江戸川区が考える「就労支援」
と、
就労家庭が必要としている「就労支援」


この、擦り合わせとなるでしょう。

今まさに、10分後より、江戸川区議会が始まり、江戸川区長が上程している「すくすくスクール事業条例」の審議が行われます。

まだの方は、今朝の記事も、是非あわせてご覧ください。

2014年10月28日火曜日
【 ~拝啓・江戸川区議会議員の皆様~ 】それでも貴方は今日の本会議で、「すくすくスクール事業条例」の可決に【賛成】しますか?

上記でご紹介している通り、「すくすくスクール学童」では十分な就労支援を受けることができず、正社員からの退職を余儀なくされたお母様の手紙からもわかりますように、現在、江戸川区が提供する就労支援には改善すべき問題点がいくつも存在しています。

このことを是非お心に留めていただき、区議の皆様に審議いただけることを、心から願わずにいられません。

私たち区民の代表たる、賢明なる区議の方々がおられる江戸川区議会です。決して性急な採決をすることなく、十分に情報を集めた上で、「すくすくスクール事業条例」に盛り込むべき理念、内容をさらに検討いただけることを、期待しております。

どうか、慎重な議事進行をお願い致します。

以上、取り急ぎ皆様にご連絡申し上げます。

※江戸川区議会は今日13時より開催されております。議会の模様は、「江戸川区議会 議会中継」にて、リアルタイムにストリーミング配信されます。是非ご覧ください。


【追記】本日13時40分、江戸川区議会において、【 第74号議案 「江戸川区すくすくスクール事業条例」およびこれの付則3である「江戸川区学童クラブ事業条例の廃止」 】が、賛成多数で可決されました。

【 ~拝啓・江戸川区議会議員の皆様~ 】それでも貴方は今日の本会議で、「すくすくスクール事業条例」の可決に【賛成】しますか?

本日午後13時より、江戸川区議会において「平成26年・第3回定例会日程区議会」が催されます。
そして今日にも、江戸川区長が上程した「すくすくスクール事業条例」の採決がなされるであろうと言われています。

これまでお伝えしてきましたように、江戸川区に住み、働きながら小学生や保育園児の子を持つ保護者である私たちは、署名活動、江戸川区議会への陳情提出、議員や各方面の皆さんとの面会、メールやお電話での訴えなどを通じて、先月下旬に江戸川区長から上程された議案、「すくすくスクール事業条例」の可決に反対をしてきました。

「すくすくスクール事業条例」、通称「学童クラブ正式廃止」条例は、「すくすくスクール・学童クラブ登録」を、国の法律である「児童福祉法」から外すものです。

江戸川区独自の事業「すくすくスクール」は、全児童対象の放課後対策であり、江戸川区は「就労支援ではない」という方針を明確にしています。

しかし10年前からすくすくスクールに取り込まれた「学童クラブ」は、この「就労支援ではない」という方針のために、留守家庭の子ども達が安心して長時間過ごせる環境が次々と奪われ、就労家庭を苦境に追い込んでいます。

「すくすくスクール事業条例」が可決成立すれば、江戸川区の「すくすくスクールは就労支援ではない(学童保育を含む)」という方針に、さらに強力な法律上の後ろだてを与えることになります。

ですから私たちは、条例の可決に強く反対してきました。

先日、江戸川区が、「すくすくスクール学童クラブ登録は就労支援ではない」、と、公文書で回答したことを当会のブログで発表しましたところ(掲載記事はこちら)、これを知った江戸川区民の方からつい昨日、メールが届きました。

ご本人の同意を得ましたので、以下、ここでご紹介させていただきます。

私は小学1年生の子供を持つ母親です。

共働きのため、保育園に生後11ヶ月から預けて働いておりました。保育士さんのフォローが手厚く、保育園時代は安心して仕事をすることができました。

昨年6月に小学校の見学があり、学童の状況、環境などを調べました。 

おやつもなく、18時までしかみてもらえない。私達夫婦は実家が遠方で、両親が高齢なため、行政の手助けなくしては私は仕事を続けることができなかったので、江戸川区のすくすく学童の窓口(注:教育推進課)に、相談の電話をしました。

18時以降の延長はなく、学童は就労支援ではない。

男性が出られて、私が話したくても、繰り返し
「こちらは窓口ではない」
「学童は就労支援ではない」
の一点張りで、話を聞いてもらえませんでした。

けんもほろろの対応でした。

私が「どうすればいいのですか?」とようやく言うと、ファミリーサポートの電話番号にかけ直すように言われました。

仕方なくファミリーサポートの窓口に電話をしました。 こちらの対応は女性の方でした。

子供の通う予定の小学校近くで何件か(ファミリーサポートの方を)紹介できるが、来年の状況を確認しないといけない。

また、当日になって急に預かれない状況もある、と言われました。

私が「その場合はどうすればいいのですか?」と伺うと、近隣の他のファミリーサポートを紹介するとのことでした。

しかしながら、私は忙しい仕事中に突然そのような電話のやり取りをする自信がありません。

また子供は場所見知り、人見知りがありますので、急に知らない方に預けることへの子供の精神的な緊張が心配になりました。

そのようにお伝えしたところ、窓口に出られた方は「お近くにお祖母さんやお祖父さんはいらっしゃいませんか?」 と言われましたので、こちらの事情をお伝えすると、 「ファミリーサポートでの対応しかなく、早めに子供を預けて確保すること」を勧められました。

私は確実でないファミリーサポートでは、仕事が安心してできないとお話ししましたが、他に回答が得られませんでした。

江戸川区には頼れないことを知り、その後民間学童、ベビーシッターなど、色々と探しましたが、とても我が家の収入では払っていけません。

仕方なく会社を退職せざるをえませんでした。

その後も転職の為、仕事を探しましたが、学童の終了時間に間に合う仕事が見つかりません。ハローワークの方に伺うと、最近は就業18時までが主流とのことでした。

他の区では受けられる就労支援が、江戸川区では受けられない。

江戸川区は何を目指しているのか?教えてほしいです。

非常に残念で仕方がないです。

投稿は以上です。

このような状況を知っても、江戸川区の議員の皆さんは、上程されている「すくすく事業条例」に一切の変更を加えず、そのまま「賛成」、可決されますでしょうか?

江戸川区議会は今日13時より開催されます。

議会の模様は、「江戸川区議会 議会中継」にて、リアルタイムにストリーミング配信されます。是非ご覧ください。



【追記】本日13時40分、江戸川区議会において、
【 第74号議案 「江戸川区すくすくスクール事業条例」
およびこれの付則3である「江戸川区学童クラブ事業条例の廃止」 】が、
賛成多数で可決されました。



2014年10月26日日曜日

【記者会見のご報告】10/17(金)、江戸川区議会で記者会見を開催しました。その結果など。

昨日、「江戸川区の学童クラブ事業は、今も、そして今後も、就労支援ではない」という、江戸川区教育推進課からの衝撃的な発言があったばかりですが、ここで少し時を戻しまして、先週からの動きをご報告いたします。

◆10/17 記者会見開催 
~報道機関に問題提起を

Twitterではお知らせしておりましたが、先週10月17日、午後3時より、当えどがわ学童保育フォーラムは、報道機関の方々をお招きし、江戸川区議会会議室にて「記者会見」を行いました。
(昨今の流れの中で急に決まった記者会見のため、ブログでお知らせできませんでした。Twitterでは、より早く最新情報をお伝えしておりますので、こちらから、ぜひフォローをお願いします)

記者会見は1時間半と、当初の予定を超えてのやり取りとなり、5社・7名の記者の方、また江戸川区広報課の方などにもご列席いただき、私どもの訴えに耳を傾けていただきました。

いくつかの報道機関の方からは、「実際のすくすくスクールを見学、取材したい」との声もあり、本日現在、すでに実際に取材が行われております。記事が掲載されましたら、またご報告いたします。

◆10/18の東京新聞に掲載されました

記者会見を受けて、東京新聞に下記の記事を掲載いただきました。

東京新聞 2014/10/18



◆江戸川区議会へ、署名を提出しました

記者会見の際、10/17までに集まった署名(下記の①)を、江戸川区議会に提出して参りました。
現在、「合計1014筆」となりました。

少々判りにくいのですが、当会は、現在2つの署名を並行して募っております。


①一般的な(直筆の)署名



第187号陳情
「江戸川区における子ども・子育て支援法に基づく条例制定に際し、放課後児童健全育成事業について国が示す水準に達する内容が達成されることを求める陳情」

行政で受け付けられる書式に則った、署名用紙つきの陳情書です。

「児童福祉法に則った学童保育を実施して欲しい」という意思を、江戸川区議会に伝えるための書名です。本年2月から実施しています。

直筆であることが求められるため、ご協力いただくには、皆様には署名用紙のダウンロードと印刷、そして郵送と言うお手間をおかけしなくてはなりません。
誠にお手数なのですが、ぜひともよろしくお願いします。

署名の詳細、用紙のダウンロード、送り先などはこちらの記事をご参照ください。


②ネット署名

チェンジ・ドット・オルグ 
「江戸川区学童クラブ事業条例の廃止に反対します!児童福祉法に基づく学童保育を行ってください!」

東京都の女性都議に対する「セクハラ発言」の際に、3日間で6万人と言う驚異的な署名を集め、世論を動かしたネット署名サイト「change.org」。

①の直筆署名と並行して署名を集めようと、10月上旬、本件の署名サイトを開設いたしました。

こちらのネット署名につきましては、10/17までに「889筆」いただき、これを江戸川区長に提出いたしました。

また署名とあわせて、173名もの方から「江戸川区への抗議のコメント」がございます。こちらも、江戸川区長に提出いたしました。

コメントをお寄せいただきました皆様には、本当に感謝申し上げます。至極まっとうなご意見ばかりで、私たちの主張は決して的はずれでも、モンスターペアレントの「言いがかり」でもないと、あらためて実感します。

私たちのこのアクションに対しましては、江戸川区長からは「2週間程度」でお返事をいただけるとのことです。届き次第、こちらで公開いたします。

なおネット署名も江戸川区議会に提出を試みましたが、予想にたがわず、受理いただけませんでした。

皆様のご協力、誠にありがとうございます。ひきつづきネット署名も募っており、1週間ごとにとりまとめ江戸川区長に提出の予定です。

コメントは、チェンジ・ドット・オーグのサイトでもご覧いただけますので、ぜひご覧下さい。
なおスマホサイトからは、コメントがご覧いただけません。PCでご覧いただきますよう、お願いいたします。

コメントはこちらのサイトでスクロールした下のほう「賛同者の声」からお読みください。
「人気」ではなく、「最新」のタブを選択すると、すべてのコメントが読めます。
↓
◆チェンジ・ドット・オルグ 
「江戸川区学童クラブ事業条例の廃止に反対します!児童福祉法に基づく学童保育を行ってください!」


◆江戸川区議会・全会派議員への陳情活動

さて10/17、署名提出の後、このたtびの「すくすくスクール事業条例」の審査にあたられる総務委員会の区議会議員、全会派の方とお会いして、条例の廃案、ならびに学童クラブ条例の廃止に反対していただけるよう陳情活動を行いました。

しかし多くの議員のかたからは、「すくすくスクールの運営状態にはいろいろと問題があることは知っているが、肝心の区民から問題を指摘する声が多数上がらない限り、今回の条例の可決の方向性はゆるがないのではないか」というご意見を多数いただきました。

わたしたち普通の区民には意外ですが、多数の区民の声が直接区長に届くことが、問題解決に一番効果があるということも教えていただきました。

やはり、利用者の声、区民の声を江戸川区に届けることが重要だと感じます。

声の届け方は、昨日の記事の一番最後をご覧ください。

2014年10月25日土曜日
【衝撃の公式見解!】「江戸川区の学童クラブ事業は、就労支援ではありません」

何卒よろしくお願いいたします。